2006/9/4


10人乗りタクシー

今日はイエメン2回目の遠征。昨日、ツーリストポリスで取ってきたパーミッションを手にシンペイさんと二人でサナアから1時間程行った所にあるシバームとカウカバンに行ってきました。

この2つの町は双子都市と呼ばれており、むき出しの山々に囲まれた麓の町、シバームとその山の頂上にあるカウカバンはお互いの利点を持って共存しているそうです。


まずは丘の上の町へ

サナアからぎゅう詰めの乗り合いタクシーに乗り込み、お昼過ぎに麓の町、シバームに到着。未舗装の道路に露店が並び街並はボロボロ。サナアとは全く違う雰囲気にワクワクしながら取りあえず山の上にあるカウカバンへ向う事にしました。

カウカバンへは山道を歩いて1時間。上りは相当キツいと聞いたので、行きはタクシーを使って行く事にしました。シバームから一直線で頂上へ向う山道とは違うアスファルトの道路を町外れまで歩き、途中からヒッチハイク。トラックの荷台に揺られて段々と高くなって行く景色を眺めていましたらアッという間に山頂へ。

もうちょっと天気が良ければなぁ〜


Kawkaban

こうして辿り着いたカウカバンは天空都市とは行きませんが、断崖絶壁の丘の上にひっそりと佇むボロボロの町でした。高い城壁に守られたこの町は入口が1カ所しか無く、シバームの町を見下ろす谷側は垂直に切り立った崖。下の町を外敵から守る役割を持っていたいシバームからは眼下に広がる大地を遥か彼方まで見渡す事が出来ます。

と言っても、特に産業も無いこんな山のてっぺんで暮らせるのは麓にあるシバームがあってこそ。今やその役割を忘れつつ有るお昼過ぎのカウカバンは閑散としていて、外にいるのは元気な子供達だけでした。

大人はみんなシバームに行ってるんだろうなぁ。


双子都市をつなぐ道

30分程フラフラと町を歩き、シバームの町を見下ろす崖の先っぽで一服した後は双子都市を繋ぐ山道を歩いてシバームへ向いました。2つの町の人々が何十年、何百年と歩いたこの道は、道が有る様で無い様な険しい山道。途中の絶景を楽しみながら40分かかってシバームに到着。


Shibam

こちらはカウカバンと違って活気ある地方都市。と言っても小さな町で、レンガと土で造ったボロボロの家々がいい感じで回りの景色と調和していました。時刻は2時過ぎ。町は既に男達のカートタイムに突入しており、ほっぺをパンパンにした男達は町の中心にある広場でまったりしていました。

こうして夕方、見慣れたサナアの街へ戻って来ました。朝からサンドイッチしか食べていなかったので、早めの夕食を済ませてホテルに戻りました。

日本戦まであと2日。