2006/9/10


良く歩いた一日

再び始まったサナア生活。朝は窓一面に差し込む暖かい日差しで目覚め、午前中は心地よい風に吹かれながらパソコンに向い、宿の目の前にあるジューススタンドで一杯25円の生絞りメロンジュースを飲んでから街へ繰り出しました。


もう一つの旧市街

もう一つのサナア

今日はイエメン航空にリコンファームをしに行った後、アフリカで必要な物等を物色しながら足が棒になるまで大好きなサナアの街を歩き回っていました。今まで行った事が無い所に行こうと向ったのは旧市街より更に奥に行った下町エリア。僕が泊まっている新市街とは旧市街を挟んで向こう側にあるこのエリアは、これと言った見所も無く、ただただボロボロの街並が続いているだけでした。しかし観光客が全く足を踏み入れないこの地域には本当のサナアの人々の生活が有りました。大きな通り以外は殆どが未舗装の道路でそこに建つ家々は旧市街よりもボロボロで味のある物ばかり。大きな問屋街が有ったり、職人達の住むエリアが有ったり、道端に座ってカートを咬むおっさん達がいたり。それ程大きくは無い街の中に色々な風景がごっちゃごちゃになっています。


働く子供達

中東のどこの国でもそうでしたが、イエメンでも多くの子供達が小さな頃からしっかりと仕事をしています。中にはこの国の男達のシンボルであるジャンビーヤという刀まで刺している子供まで。頼まなくても遠くから写真を撮ってくれと、声を掛けてくるそんな子供達を写真に収めながら気まぐれな散歩はどこまでも続く。
(写真上・右)お菓子問屋の息子。(写真上・左)宿の前の洋服屋のガキ
(写真下・右)お菓子問屋に荷物を運んで来たガキ(写真左・下)刀屋の息子


働かない子供達

当然、学校に行っているのか、いないのか分からない一日中通りで遊んでいる子供達も山ほどいます。カメラを持っている僕を発見すれば「スーラー!スーラー!(写真!写真!)」と、言いながらたくさんの子供達が駆け寄ってきます。あまりにウルサいので適当にあしらう時も多々有りますが、中東では女の子を撮れるチャンスが少ないので、可愛い子が混じっている時だけガンガン写真を撮っています。


選挙シーズン真っ最中

帰りがけに大好きな旧市街にも足を運んでみました。現在、イエメンでは大規模な選挙が行われており、街中、そのポスターだらけです。ポスターを張る掲示板等が設けられていないこの国ではとにかくそこら中に立候補者のポスターを貼りまくっています。そんな訳で久しぶりに歩いた旧市街もその被害を受け、数日前とは全く違う街並になっていました。しかも日に日に増えている。ちょっと残念な気もしますが、これもまたイエメンという事で仕方無いか。

今日はそんなこんなで気付いたら5時間以上も街をほっつき歩いていました。天気も良く、日曜日の街はいつもより静かでした。心地の良い疲労感。

やっぱり僕はこの街が大好きです。

サナア滞在も残り2日。