2006/8/31


大好きなマーケット

サナア2日目。目が覚めると朝8時。天気は快晴。窓から差し込む日差しはとても暖かく、床に敷いたマットレスの上で久しぶりにストレッチ。

何も気にする事無く、暑苦しさや、クラクションの騒音や、顔面に止まるハエに悩まされる事無くこんなにゆっくり眠る事が出来たのいつ以来だろうか?

とても静かでとても気持ちのいい朝でした。


ポテト炒め&特大パン(150円)

今日は楽しみしていた街歩きデー。サナアでのやる事と言えばこれくらいしか無いのですが、その前に自分のパソコンを繋げるネット屋を探しに出掛けました。これまではケーブルさえ繋がせてもらえれば自分で設定をして簡単にネットに繋げる事が出来たのですが、サナアのネット屋はどこも特別なネットワークソフトを使っているようで僕のパソコンでは接続する事が出来ませんでした。

未だに刀を刺して歩いている様な国だもんなぁ〜

しかしこうなるとかなりマズい。ココから先、アフリカまでは恐らくネット環境が悪くなる一方だと思われます。僕は自分のパソコンを繋ぐ以外のホームページを更新する方法が今一分からず、もしそれが出来なくいとなると何か他の方法を考えなければなりません。本当はカイロに居るうちにその辺の作戦を立てようと思っていたのですが、何かとドタバタしていて結局、準備をする事が出来ませんでした。

こんだけ回ってもダメなんだから何件試しても同じだろうと諦めホテルに引き帰そうと思ったのですが、どうしても諦めきれず最後に見つけた一軒でトライしてみると見事アクセス成功!!回線は遅いですが、何とか更新する事が出来ました。取りあえずイエメンでの更新は可能だと言う事が分かって一安心。しかしここにいる間にアフリカでどうするかと考えなければ。


という訳で旧市街散策へ

これなら何日でも歩ける

ネット問題が解決した事で、いざ気持ちよくサナアの旧市街へ繰り出しました。これまで旧市街と名の付く場所を数多く歩いてきましたが、その中でもサナアのオールドタウンは断トツの面白さです。現在でも人が暮らしている街としては世界最古と言われているサナアの旧市街は古い建物で築400年。新しい物でも築100年。それがお菓子の家の様な可愛らしい物ばかり。もちろん世界遺産にも登録されています。中東の砂漠色の街並とは違いどの建物も窓の部分が白く塗られていてそこには独特の模様が描かれています。迷路の様に入り組む街並。刀を差して歩く人々。ふと見上げると鉄格子のはめられた窓に子供がしがみ付いていたり、路地から全身真っ黒の女性軍団が現れたり本当に見所満載です。


働くオトコ達

こんなに変わった格好をしているイエメンの人々を是非、写真に収めようと常にチャンスを狙っているのですが、この国の人々は観光客にあまり慣れていないのか、どちらかと言うと控えめでカメラを向けると急に固くなってしまいます。それでも話しかけてくる人は皆良い人ばかりで、シリア人程ではありませんが、すれ違い様にウェルカムと言ってくれる人もたくさんいます。


カートはオトコ達の必需品

イエメンの男性は皆、カートと呼ばれる葉っぱを咬んでいます。これがお酒の飲めないこの国の人々の唯一の楽しみの様で、この葉っぱをほっぺにパンパンに貯めて咬んでいるとその内気持ちよくなって来るそうです。サナアではほぼ100%の人々がこれをやっていて、通りのあちこちでカートが売られています。その日に収穫されたカートはその日のうちに殆どが消費されるそうで、昼過ぎから夕方にかけての時間帯は歩いている人も、車を運転している人も、お店で働いている人もみんなはち切れんばかりにほっぺを膨らませています。

そんなにみんなやってるならきっといい筈!!

と言う事で、僕も到着初日からほっぺをパンパンにして試しているのですが、全く効果無し。しかしほっぺを膨らませながら歩いていると、「おっ!お前もやってんじゃん!」という感じでみんなニヤニヤしながら親指を立ててきます。別に美味しくは無いし、あんまり入れ過ぎるとほっぺが痛くなるので僕的にはあまり好きでは有りませんが、このままで終わるのは悔しいので取りあえずこの気持ち良さを一度、味わうまでは毎日カートを咬み続けようと思っています。

そんなこんなで今日も一日が終わりました。そして感じた事は、やっぱりイエメンは楽しい!という事。何だか分からないけど落ち着きます。

明日も散歩で終わりだな。