2006/8/11


サンドイッチ屋のおやじ達

エジプトと言えば誰もが思い浮かべるピラミッド。広大な砂漠にそびえ立つその巨大建築はテレビや本で見かける度に僕の心をくすぐり、いつか必ずこの目で観てみたいと子供の頃から思っていました。元々、エジプトではピラミッド以外の観光を一切するつもりがありませんでした。他に何があるのか正直、あまり分かっていなかったと言うのも有りますが、憧れでもあったピラミッドが観られればそれで充分だと思っていたからです。

という訳で滅茶苦茶期待に胸を膨らませて訪れたピラミッド。今日は紛失した帰りの航空券の再発行に向うと言うヨンヒを宿に残し、ショウジ君と二人でピラミッド見物に行ってきました。

男二人、久しぶりのリラックスタイム。

ギザの三大ピラミッドはカイロの中心部からバスで1時間程離れた所に有り、ギザ行きのローカルバスを降りて街を歩いていると住宅街の向こうに突然、巨大な石の山が現れます。僕がこれまでイメージしていたピラミッドは見渡す限りの砂漠のど真ん中にありました。照りつける強い日差し。蜃気楼の中に浮かび上がる巨大なピラミッド。ターバンを巻いた男に引かれてゆっくりと歩くラクダの姿。


存在感は抜群なんですが…

しかし実際のピラミッドはカイロの街が終わりそこから砂漠に変わる丁度、境目の所にあり、小高い丘の上に建っています。一方は果てし無い砂漠でもう一方は果てし無いカイロの街。よーく観るとマヌケな顔をしているスフィンクスの目線の先にはケンタッキーフライドチキンとピザハットが入った3階建てのビルが建っています。


どこから見ても同じ様な眺め

とは言えピラミッドのその物はこのおかしな空間の中に圧倒的な存在感でそびえ立っています。メキシコで見たティオティワカンが世界で3番目の大きさという事でしたが、僕が見た感じではこっちの方が全然デカイ。残念ながら登頂は出来ませんが見応えは十分。始めはこれで登れればなぁ〜と、思っていましたが、ただ歩いているだけで熱くて死にそうなのに登ったら確実に死人が出ると途中で悟りました。

僕らはなるべく早い時間に行って涼しいうちにピラミッド観光を済ませようと思っていたのですが、ダラダラしていたら出足が遅れ、着いた頃には11時近くになっていました。当然、熱過ぎてゆっくり観光どころでは無く、朝ご飯も食べていなかったという事で30分程別々に観光した後、早々とスフィンクスの前のケンタッキーに行く事にしました。

しかしこの30分間でとんでもない事件が!!!

僕は写真を出来るだけたくさん撮ろうとあちこちいい場所を探しては写真を撮っていたのですが、如何せんピラミッドというヤツはどこから観ても形が同じなので同じ様な写真しか撮れません。ならば人が撮らない様な場所から撮ろうと周りにあった小さな遺跡の様な所の岩によじ登ってみたのですが、これがとんでもない大失敗でした。

写真を撮り終えて降りようとしたら岩の上で足を滑らせ転落!!手に持っていたカメラを守ろうとした為に顔面から固い地面に打ち付けられました。同時に腰を強打し、両膝からは流血。ただの打撲やすり傷程度のケガなので全く問題は有りませんが、取りあえず起き上がってカメラを確認すると…