2006/7/10


週明け?

待ちに待った週明け、月曜日。今日から一日でも早いパキスタンビザ取得を目指し最善の努力をしようと思います。なんせシリアビザの有効期限が今週の金曜日に迫っています。初日に泊まった宿の情報ノートにはパキスタン大使館は火曜日、木曜日、日曜日の週3日しか営業していないと書いてありました。という事はもし申請日に貰えなければ2日後。最悪の場合は本当にギリギリでシリアを出国する事になってしまいそうです。


OLMART + BUSH =TERRORISM だそうです

取りあえず今日はパキスタンビザの申請に必要なレターをもらう為に日本大使館へ行ってきました。宿から徒歩20分程。今日はなぜかセントロの道がいくつも通行止めにされており、歩行天国状態になっていました。仕事始めの月曜日だってのに一体、何事だ?と、でも空いてて歩きやすかった道を歩いて行くと、まさにこの街のど真ん中で大規模なデモが行われていました。大量のシリア国旗と反ブッシュ的なメッセージボードを持った人々がスピーカーから流れてくる誰かの演説の声に合わせてシュプレヒコールを上げていました。

そのど真ん中に飛び込んでしまった僕は、途中から戻るに戻れなくなってしまい、思わぬ時間をくってしまいました。とにかく中は凄い人でデモに参加している人と見物客とただ通りかかった人達でごった返していました。しかし僕が行きたい日本大使館はどう考えてもこのデモを横切らなければ行く事が出来ず、恐る恐る最も盛り上がっている中に入って行くと、デモのど真ん中は意外にゆったりしていました。どうやら反ブッシュ的なデモの様でしたが、写真を撮りながら歩いていると、陽気にカメラアピールしてきたり、いつものウェルカムを言ってくれたりと、思ったよりノリが軽いデモだったのでホッとしました。それにしても相変わらずこの国は騒々しい。

こうして予定より10分程遅れて大使館に到着。ビザ申請にレターが必要な場合とそうでない場合の基準が今一、良く分かりませんが、パキスタンは必要。シリアもそうでした。ブラジルは無し。恐らく、あまりお勧め出来ない場所を旅行する時等に必要なんだと思いますが、今日はまずその事を大使館の方にしっかりと説明され、パキスタン旅行の大まかなを日程を申請書と一緒に提出する様に言われました。

僕は全く何も考えていないどころか、パキスタンの街の名前すら知らない状態でした。たまたま持って来た地図を見ながら何となくルートを書き、入国予定日は9月の半ばと書きました。その後もレターを作成している間に外務省の海外危険情報案内のパキスタン部分のコピーを渡され、目を通す様に言われました。

いざそれを見てみると、パキスタンにはかなり危険度の高い警報が出ている場所が多く有ります。これを日本で見たら旅行を考え直そうかと思ってしまうくらい色々な場所に危険情報が発令されており、そんなに危険なの?と、驚いてしまいました。そうは言っても、コレを全て真に受けて旅をしていたら僕は前に進めなくなってしまいます。参考にしつつ、十分注意して中国まで駆け抜けたいと思っています。

初めて中東に来て思った事は、来てみなければ一生、分からなかった事もあるという事です。日本で観るイラクやパキスタンの映像は事実だと思いますが、日本から見える世界と、実際に見る世界の大きは比べ物にならない程、違いがあります。やっぱり世界はデカイ。シリアに来てその事を改めて実感し、自分がこれまで抱いていた中東に対するイメージが大きく変わりました。外国人を見かけたら、誰彼構わずウェルカムとつい言ってしまう程、親切でノリが軽いシリア人は悪い奴らではありません。治安だって南米に比べれば全然いい。

恐らくパキスタンでも同じ様な事が言えると思います。だからって気を抜くつもりはありませんが、世界は僕等が思っている程、危険な所ばかりではありません。

午前中にはレターを受け取り、その後は一先ず宿に戻りました。心配していた水道の方はどうやら完全に治った様です。これで快適さは10倍増し。そんな訳で熱い日中は部屋でまったりしながら、涼しくなる夕方を待っていました。