2006/7/2


シリアのバスは結構快適です

後ろ髪引かれる思いで後にしたアレッポからバスで二時間。大きな水車がある小さな街、ハマにやって来ました。

この街も最高に面白い!!!

すれ違う人々の「ハロー!」や「ウェルカム」攻撃はアレッポよりも多く、5人に一人くらいの割合。その内、10人に1人くらいはお茶やお菓子をご馳走してくれます。

どうしてシリア人はこんなに親切なんだろうか?


目印は大きな水車

しかしバスターミナルからホテルまでの道のりは長く険しいものでした。アレッポからのバスは僕がチェックしていた場所とは明らかに違う場所に到着し、そこから地図を指差して何人の人に尋ねても、全く英語が通じず、この国の人はアルファベットも読めないので一時はどうなるかと思いました。

しかしたまたま地図の横に移っていた水車の写真に気付いた一人が、水車の有る場所を教えてくれ、その後は写真を指差しながら街の中心まで辿り着きました。ターミナルから徒歩40分。ぶっ倒れそうになる程、暑いシリアの昼間に大荷物を担いで歩いたおかげで、最後は本当にぶっ倒れそうになりながらお目当ての宿に辿り着きました。


Hama

しかし歩いていた時にまたもやこの街が面白そうな事に気付いてしまったので、シャワーを浴びて着替えると、早速、外へ飛び出しました。

ハマは街の中を流れるオロンテス川にある12個の水車で有名な街です。奇麗な緑に覆われた中で、直径20メートルの水車がギシギシと大きな音を立てて回っています。街並その物はアレッポと同じ様に砂色でボロボロな感じですが、街の中に豊かな緑と水が有る事でひと味違ったシリアの街という印象を受けます。そして小さな街だけあって保守的な面が強く、女性は顔の全てを黒いベールで隠して歩いている人が多くいます。まるで悪の組織のメンバーの様な格好で、ただ立っているだけだと、どっちが前なのか分かりません。

更にここに暮らす人々はアレッポ以上に観光客に好意的です。とにかく誰も彼もが「ハロー」&「ウェルカム」。今日もたくさんのおっちゃんや子供の写真を撮りまくっていました。

どうしてシリアの人々がこんなに親切なのかと言うと、イスラム教の教えの中には「客人をもてなしなさい」という教えがあるそうで、人々はそれに従って僕の様な見慣れぬアジア人にはとても親切にしてくれる様です。しかしそれだけでは無い様な気もしましす。確かに年配の人にお茶をごちそうになっていると、アラーは如何に素晴らしいかとか、イスラム教は絶対の宗教だとか堅苦しい事を言われますが、若い人達は全くそんな事はどうでも良い様な感じです。全ての根底にはイスラムの教えが有るのかも知れないけど、元々はそう言った事から始まった親切がここではもはや当たり前の事の様になっていて、自分達の国を訪れてくれた事を心から喜んでくれている様に思えます。なので「ウェルカム」という言葉の響きが凄く心地良い。


やっぱり楽しいスーク

明日はここからバスで二時間程、行った所にあるクラック・デ・シュバリエというお城に行ってきます。実は先ほど、宿のロビーでインターネットをやっていたら、カッパドキアまで一緒だったショウジ君と早速、再会しました。という訳で明日は二人で天空の城見物。写真で見る限りでは、本当に天空の城なのでとても楽しみにしています。