2006/7/1


やっぱり面白いシリア

今日から7月突入!!僕はここの所、毎日、夏なので7月と言われてもあまりピンと来ませんが、日本はそろそろ梅雨が終わり、良い季節になってきたのはないでしょうか?

去年のこの時期はカラオケビデオばっかり作ってたなぁ〜


アレッポ城

今日は大好きなアレッポの街を一日中、歩き回っていました。宿で出会った日本人旅行者に貰った地図を頼りにまず向ったのは、この街のシンボルでもあるアレッポ城。

深さ22メートル堀に囲まれた周囲2.5キロのこの城塞は、紀元前10世紀には天然の丘を利用して作られた神殿だったそうで、12世紀頃からは十字軍やモンゴル軍の侵攻を防いだ難攻不落の城塞として形を変えていったそうです。内部は現在も修復作業が続いており、あちこちにゴロゴロと大きな石が転がっている状態でしたが、16世紀に作られてたこの城も門はとても立派で大きく、中々の迫力でした。


砂色の街

更にこの街で最も高い位置にあるアレッポ城からは、薄茶色のアレッポの街並を360度見渡す事が出来ます。日差しは刺す様に強いけど風はとても気持ちよく日影に腰を下ろしてどこまでも続く街並をぼんやり眺めていました。


シリア版マーケット、スークの入口

続いてやってきたのはアレッポ城のすぐ近くにあるスーク。スークとはトルコでいうバザール様なアーケードの中にある大きなマーケットの事で、歴史あるアレッポのスークはこの街の観光の目玉にもなっています。


中は妖しげな雰囲気

メインストリートは約1キロ。それ以外にも四方八方に道が広がるスークはまるで巨大迷路の様で、この中には食料から衣類、日常品、貴金属までありとあらゆる物が売られています。そしてこの中はとても涼しく、石組みの屋根に等間隔で作られた小窓から差し込む日差しと、赤いライトに照らされ妖しげな雰囲気が漂っています。

観光客よりも地元の人々の生活の場となっているスークは買い出しにくる大勢の人達で賑わっていました。薄暗いスークの中でムスリムの衣装に身を包んだ人々に混じって歩いていると、自分が違う時代にタイムスリップした様な気分になります。

アレッポで有名な物でと言えば石けんだそうで、アレッポの街は知らなくてもアレッポ石けんという名前は女性の方なら耳にした事があるのではないしょうか?僕は全くそんな事は知らず、ここに来る前日にショウジ君から初めて聞きました。確かにこの街では石けんが至る所で売られています。そんな訳で僕もこのスークでアレッポ石けんを買ってみました。何の効果があるのかはさっぱり分かりませんが、これからはアレッポ石けんで体を洗います。


Old Town

どこまで行っても終わりが見え無かったスークをようやく抜けると、そこはこの街の旧市街でした。街並は更にボロボロになり、足元は石畳。旧市街のメインストリートもマーケットの様になっており、凄い活気でした。細い路地を車やロバや人が大荷物を担いで行き交い、その中を恐る恐る歩いていると例の如くそこら中から「ハロー」と、声を掛けてきます。子供に手を引っ張られて店の中に入ると冷たい水を出してくれたり、道端でチャイを飲んでいたおっさんにお茶をご馳走になったり、お礼に写真を撮ってあげるとまたもや大勢の人だかり。僕は迷子になるのを覚悟でどこまでも迷路の様な旧市街を歩き回っていました。

やっぱりシリアは最高に面白い!!

もう少しここに居たい気もしましたが、残念ながらビザの有効期限は15日。しかしこの15日間をフルに使うつもりで出来るだけたくさんの街を訪れる事にしました。

次の目的地はアレッポから二時間の所にあるハマという街。

大きな水車が有る事で有名なこの街は、緑が多くとても奇麗な所なんだそうです。この街を基点にクラック・デ・シュバリエという丘の上に立つお城を観に行って来ようと思っています。