2006/6/3


目指せ!水の都!

今日はしっかりと7時に起きて朝からモリモリキムチを食べました。昼飯分までたっぷりお腹に詰め込んでいざ出発!

ローマの韓国人宿での滞在は実に思い出深いモノになりました。こんな所に泊まったのも初めてだし、こんなに韓国料理を食べ続けたのも初めてだし、ヨーロッパに来てこんなに色々な人と話をしたのも初めてでした。おかげでこの先の情報もガイドブック付きでたっぷり仕入れる事が出来たし、宿で知り合った日本人の親子旅行者からインスタントのみそ汁まで頂きました。

やっぱり旅は出会いだなぁ〜。

もしパソコンの中にこの宿の住所と電話番号を控えていなかったら、僕のローマでの日々はもっと退屈なモノになっていたと思います。それにここに来なければ、この先のルートは相変わらず決められなかったと思います。ようやく目の前の霧が晴れた事でガンガン旅をしたいという闘志が湧いてきました。キムチパワー全開でエジプトまで駆け抜けるぞー!!


初めての窓側席

8:55分発のベネチア行きの特急列車に乗込み、ローマから4時間半の旅。初めて乗るイタリアの列車はとても快適でした。それに今回はこれまでの反省を活かして切符を買う時に一人掛けの窓側のシートをちゃんと選んで買いました。そしてこれが大正解。周りに人はいないし、他の席より明らかにゆったりとスペースを使えるので、パソコンを広げて日記を書きながら、イタリアののどかな田園風景を楽しんでいました。


13:30 ヴェネチア着

こうしてお腹が少し減り始めた午後一時半。列車は水の都、ヴェネチアへ到着しました。駅を出ると目の前にはいきなりドデカイ教会と運河。

すっげーー!!

と、感動したのも束の間、辺りを見回すととんでも無い数の観光客。駅前の広場はヴァチカンに匹敵するくらい大勢の人で賑わっていました。ここに居るのはハッキリ言って観光客のみ。この様な事態はある程度想像していたのですが、まさかこんな状態だとまでは思ってもいませんでした。

宿はあるのだろうか?

ローマにいた時に宿で知り合った人達から何件かの安宿情報を聞いて来たのですが、例の如く地図すら持っていない僕は、何となく覚えていた方向に向かって歩き出しました。とは言え、名前すら覚えていないのに見つかる訳が無く、ならばと迷路の様な街をひたすら歩き回って安宿っぽい所を探したのですが、高そうなホテル以外は見当たりませんでした。

最悪の手段としてヴェネチアからもう一度、電車に乗って確実に安宿があると聞いていた一つ手前の駅に戻るという事も考えていました。しかしそこからヴェネチアに通うとなると何かと面倒だし、どうせ一泊しかしないで出来ればこっちに宿を見つけたいと思っていました。しかしコレだけの人が来ていたら安宿なんかある訳が無い。一時間以上歩いても一向に宿は見つからず、諦めて駅に戻る事にしました。

やっぱり僕なんかが来る所では無かった…


あっ、アレはもしかして!!

と、諦めかけたその時、目の前に見えた建物のベランダに見慣れているけど、明らかに違和感のある一本の旗が風に揺られていました。

あ!!!あそこは!!!

近付いて行って開いている窓から中を覗いてみると二段ベッドらしき物が見えました。

間違いない!!

ローマにいる時にヴェネチアにも韓国人宿があるという話を聞いていました。しかし誰もその場所を知らず、細い路地から韓国人がゾロゾロと出てくるのを見かけたという程度の情報しかありませんでした。まさにミラクル。

恐る恐るピンポンをならし開いたドアから中に入って行くと、いきなり韓国語で大歓迎。いやいや僕は日本人なんですけど…というと、とてもビックリしていました。どうやら僕はオープン以来二人目の日本人客だそうで、今いる宿泊者も僕以外、全員韓国人。値段を聞くとドミトリーで一泊30ユーロ(4200円)と少し高めでしたが、もちろんご飯付き。ネットもワイヤレスで使い放題という事だったので迷う事無くここに決めました。駅からも近いし、恐らくこの時期にこの値段で泊まれるのはココくらいだろう。いや〜本当に助かったぁ。またしても韓国人宿に救われました。

聞いた話によると、現在、韓国ではかつて日本で流行った「猿岩石」の韓国版が大ブームを巻き起こしており、その影響でバックパッカーが急増しているそうです。実際、ヨーロッパでは日本人の旅人に出会うより、韓国人の旅人に出会う確率の方が高く、僕が行った韓国人宿がドコも比較的新しくキレない所を考えると、この様な韓国人宿も急増しているだんと思います。それにしてもヴェネチアにもこんな所があるとは…キムチパワー恐るべし。

宿も無事に決まった所で、早速ヴェネチアの街に繰り出しました。ココこそただ歩き回る事しかやる事が無いのですが、その前に駅に行って明日の夜行列車の切符を買いました。次の目的地はクロアチアの首都、ザブレブ。本当はバスで行こうと思っていたのですが、ツーリストインフォで確認するとバスは無いという事だったので、電車にしました。出発は夜9時。これで明日の夜までたっぷり時間があるので、思いっきり迷路の様なこの街を歩き回りたいと思います。


無事に観光スタート

水の都、ゴンドラ、そしてヴェネチアン・グラスなどで世界的に知られる観光地、ヴェネチアは 海に連なるラグーン上に栄えてきた都市で、120を超す小島と400もの橋と170以上の小運河からなっています。本島では、車両は完全シャット・アウトされ、移動手段は「水上バス」、「水上タクシー」 又は「徒歩」しかなく、車の騒音が無い街はとても静か…と思いきや、滅茶苦茶たくさん人が歩いているのでとても賑やかです。


Piazza S.Marco/サン・マルコ広場

ヴェネチアは僕にとってある意味、憧れの街でもありました。テレビで初めてこの街を見た時、世界のどこかにこんな場所があった事に強い衝撃を受けました。

この目で見れるなら是非、見てみたい!

なのでどんなにお金が無くてもイタリアではココだけでも見ておこうと思っていました。


あっちも行ってみたいけど…

まさにテレビで見たままの世界そのものといった感じのヴェネチアですが、これだけたくさんの観光客がいると、のんびりその雰囲気に浸るという訳にも行きません。それでも一本路地を入ればとても静かで、そこには水辺で暮らす人々の生活を見る事が出来ます。建物はローマと同じくらいボロボロだけど、とても可愛らしいく、街並もとてもいい雰囲気。ただあまり調子に乗ってグングン歩いて行くとすぐに迷子になってしまいます。


夜景はまあまあ

今日は着いた時間が遅かったし、明日はたっぷり時間があるので、メインの島には渡らず宿のある島をひたすら歩き回っていました。そして折角なので日が暮れてからも外に出て、きっと奇麗であろう夜のヴェネチアを見に行ってきました。

しかし思ったより灯りが少なく、あまりいい写真は撮れませんでした。やっぱり昼間の方がいいかな。

帰りは初めてのイタリアンジェラードを食べて宿に戻りました。


山盛り1ユーロ(140円)

明日も引き続きヴェネチア観光!!天気がいいといいなぁ〜。