2006/4/9


羽ばたくフラミンゴと共に昇る朝日

こうしてボクのウユニ塩湖ツアーは無事に終了しました。ウユニの町に戻ってきたのは夕方5時。今日は特に何をしていた訳でも無いのにクタクタで、来た時と同じホテルへ戻ってきました。久しぶりに鏡を見ると強烈な日差しと、真っ白な塩湖の照り返しで鼻の頭まで真っ黒に日焼けしていました。

この二日間は本当に自分がこの地球上でしっかりと地面に足をつけて立っているという気が全くしませんでした。どこへ行っても、どこまで行っても、ひたすら真っ白な世界。この地球上にそんな場所があった何て…。ついさっきまで自分がそこに立っていたのに、撮ってきた写真を見るまでその実感が全くありませんでした。

そして撮ってきた150枚にも及ぶ写真ですが、ボクの予想通りあまりにも外が明る過ぎて、満足出来るモノは僅かしか撮る事が出来ませんでした。これでも明るさやホワイトバランスを出来る限り調整して撮ったんですけどね。時代の最先端を行くデジタル技術を駆使しても、数万年前から変わらず輝き続ける塩湖の素晴らしさには勝つ事が出来ませんでした。それと翌朝の写真が少ないのは前日に張切って夕日を撮り過ぎて充電が無くなってしまったからです。電気の無い塩のホテルでは充電出来ないと分かっていながら、「あと一枚、あと一枚」と、写真を撮る事を辞める事が出来ませんでした。見た本人にとっては大満足のウユニ見物でしたが、皆さんにその素晴らしさを充分に伝える事が出来たかと言うと、少し悔いが残るリポートになってしまいました。まあ何と言っても百聞は一見にしかず、です。これで興味を持った方は是非、ウユニ塩湖へ行ってみて下さい。

という訳で、様々な苦難を乗り越えようやく終了したウユニ塩湖見物。ボクはこれを南米最後のハイライトにする事にしました。この後、行こうと考えていたパタゴニアはパス!「いつか行きたい場所」に残して、アルゼンチンのブエノスアイレスからいよいよヨーロッパへ向います。大幅なスケジュールの遅れが最大の理由ですが、ウユニ塩湖に大満足した今、これ以上南米でお金を使うよりはまだ見ぬヨーロッパで少しでも多くの国を回る方が賢明だと思いました。実はヨーロッパに関しては始めにフランスのパリへ飛ぶという事以外、まだ何も考えていません。というか、考える余裕が無かった…。どこに何があるのか?さえ全く分かっていない状況なので、これからはヨーロッパ旅行のプランを急ピッチで練りつつ、ブエノスアイレスまで猛ダッシュで南米大陸下ろうと考えています。

取りあえず明日は移動日。朝9時のバスに乗り、トゥピザという町へ向います。ここからアルゼンチンとの国境の町、ビラゾンまではバスで3時間。明後日にはボリビアを抜けられると思います。ようやく山を降りられる。その喜びと共に、大好きだったボリビアの旅を終ると思うと少し寂しい気がします。

5ヶ月に及んだ南米旅行も残す所、あと10日(予定)。まだ終った訳では無いので気を抜かずに、最後まで良い旅をしたいと思います。