2006/4/3


世標高界最高地にある街、ポトシ

大好きだったスクレの街を後にし、標高4070m、世界最高所にある町、ポトシへやって来ました。スクレからバスで3時間半。険しい山々をいくつも越え、大平原に暮らす小さなインディへナの村々を通り過ぎ辿り着いたこの町は、またしも僕をワクワクされてくれる様な所でした。ポトシはこんな山奥の、こんな高い所にありながら完全なる町です。
急な山の斜面に沿って作られたこの町には11万人もの人々が暮らしています。映画館もあれば、ネット屋もある。南米の中でも植民地時代の面影を色濃く残す町並と、周りを取り囲む険しい山々の美しい景色に僕は完全に魅了されてしまいました。空は手が届きそうな程近く、大きな雲がゆっくりと町の上を通り過ぎて行きます。ここはまさに天国に一番近い町です。一泊で次の目的地、ウユニへ向う予定でしたが、バスから見えたポトシの街並を見た途端にやはり二泊する事に決めました。標高4070mともなるとさすがに体もキツく、怠さや軽い頭痛も出始めているのでのんびりこの街に体を慣らしてから、
いざウユニ塩湖へ向おうと思っています。


久しぶりにこういう景色を見ました

8時半発のバスでポトシへと向いました。ここからウユニ塩湖まではひたすら高地を移動します。今日はその第一歩。バスはスクレの街を離れるとグングンと山道を登って行き、アッという間に何も無い大平原を走っていました。途中にはいくつかインディへナの村があり、のんびりと暮らす彼らの姿が見えたり、放牧されたリャマや牛がいたりと久しぶりに眺めていて飽きないバスの旅でした。しかしこの先に本当に人口11万人が暮らす街があるなんて全く想像出来ませんでした。


Potosi

こうして辿り着いたポトシは鉱山の町です。ガイドブックに寄ると1545年、この街を見下ろす様にそびえるポトシ山に大銀脈が発見され、スペイン入植者の手によってこの町が作られたそうです。その後、ポトシ山からは銀の他にも様々な鉱山資源が発見され町は一気に活気づきました。しかし16世紀半ば、銀鉱脈が尽きると同時にスペイン人はここを去り、枯れ果てた町だけが残ってしまいました。しかし最近になり再びポトシ山に地下資源が発見され町は徐々に活気を取り戻しつつあるそうです。この町の主要産業は鉱業で、現在も稼働している鉱山では多くのインディへナ達が働いています。


色使いがカワイイポトシの町並み

ポトシは本当に奇麗な町です。しかしその奇麗さは僕が今朝までいたスクレの奇麗さとは全く違います。味あるボロボロの建物はどれも個性的で色鮮やか。またもや新しい路地に出る度に写真を撮りまくっていました。


日曜日はマーケットの日

バスターミナルからセントロまではバスで行ったのに、気付けばターミナル近くまで歩いてきていました。今日は日曜日という事もあり、ウユニへと続く鉄道の線路の上では巨大な青空マーケットが開かれていました。細い路地に何列も露店が並び、日用品から食材までここでは何でも売られています。どこまで歩いても終わりが見えず最後は諦めて同じ通りを引き返してきました。


どこまで続く巨大マーケット

このマーケットの近くからはウユニ行きのバスが出ており、線路沿いにバス会社のオフィスが並んでいます。出発も明後日と決めた事だし、ついでにウユニ行きのバスチケットを購入しました。これで明日はここまで来なくても大丈夫。実は夕方頃からジワジワと高山病の症状が出始めており、体がかなりしんどくなってきています。しかも夜は滅茶苦茶寒い。なので今日の日記はこんな感じで申し訳ありません。まあ二日もあれば慣れるだろう。


明日はあのてっぺんから町を眺めてきます