2006/4/26


前がとても気になる

今日は9時半起き。これからは残り少ないブエノスで出来るだけ長い一日を過ごせる様に、どんなに遅く寝ても朝は必ず早起き!(予定)

朝食はダイチ君と一緒に作ったオムライスの残り。午前中はのんびり目を覚ましながらパソコンに向い、午後からブエノスの街へ繰り出しました。

今日の予定はブエノスアイレスの高級住宅街、レコレータ地区をフラフラする事。

この地区はブエノスアイレスで最もリッチな人々が暮らす場所と言われており、美しい街並と豊かな緑が共存する高級住宅街です。ここにはレコレータ墓地と言うこの街の目玉観光スポットがあります。ここにはまるで家の様にデカいリッチな人々のお墓がたくさんあり、その中にはアルゼンチンの歴代大領や数々の有名人の名前もあります。最も有名なのは「エビータ」こと、マリア・エバ・ドゥアルテ・デ・ペロン元大統領夫人のお墓。この墓地は無料で見学することが出来ます。

更にレコレータ地区には国立美術館がありこちらも無料。今日は街歩きのついでにこの2つを覗いてみる初めてのまともな観光デーでした。天気が良く暖かかったので、今日こそは!と長ズボンを洗濯してから、短パンで出かけました。

外へ出る前にホテルのフロントで最後の支払を済ませました。トータル17泊、340ペソ(13500円)。15日以上先払いすれば一泊15ペソだったのですが、中々決心がつかないまま小刻みに払っていたので100ペソ(4000円)近くも損をしてしまいました。まあこればっかりは仕方が無い。


レティーロ駅と周辺の街並

初めての地下鉄に乗ってレティーロ駅というブエノスアイレスの東京駅的な所まで行き、そこから歩いてレコレータ地区へ向いました。バスターミナルとも直結しているレティーロ駅は、僕がブエノスに着いた初日に自分がいるバスターミナルと勘違いしていた場所です。あの時、こんなにショボい訳ないよなぁと思っていた本物のブエノスアイレスの玄関口は、僕のイメージ通りの立派な建物でした。

ここからレコレータ地区へ向う一帯は、オフィス街と高級住宅街が合体した、この街で最もハイクラスな人々の憩いの場所となっています。高そうなレストランやオシャレなブッティック、画廊などもたくあり、犬のウンコだらけのセントロとは街の雰囲気が明らかに違っていました。更にこの辺りにはたくさんの公園があり、どこも滅茶苦茶奇麗。しっかりと芝が手入れされていて、思わず寝転がってしまいたく様な所ばかりです。


という訳で、居心地の良さそうな公園で一休み。

美しい緑の向こうには競い合う様に並ぶ高級マンションが見えました。その景色を見て、ニューヨークのセントラルパークから見た摩天楼を思い出しました。

そう言えばあの時も芝生に寝転がっていたな…

ゆっくりと流れる雲を見ながら、久しぶりに自分が旅をしていた頃の感覚が蘇ってきました。毎日、足が棒になるまで歩き続けていたあの頃の僕は、まだ変わらず僕の中にいるのを感じる事が出来て少しホッとしました。


Cementerio Recoleta

お目当てのレコレータ墓地はこの地区のど真ん中にあり、その周りは奇麗な公園になっています。入り口からしてお墓とは思えない程豪華なこの墓地は、1882年に開設され、ブエノスアイレス最古、かつ最も由緒ある墓地です。ここにあるお墓は手の込んだ装飾が施された立派な物ばかり。まるで迷路の様に道が張り巡らされていて、この墓地自体が小さな街の様になっています。そして何度も道に迷いながら辿り着いたエビータのお墓は、細い路地にある、思ったより控えめな作りのお墓でした。


エビータの墓

エビータは恵まれない少女時代を過ごし、女優から大統領夫人にまで上り詰め、33歳という若さでこの世を去った美しい女性で、波瀾万丈な彼女の生涯はミュージカルや映画にもなっています。この墓地で最も多くの人が足を止めるエビータのお墓の前だけたくさんのお花が置いてありました。


国立美術館とその周辺の街並

続いてのお目当てである国立美術館はレコレータ墓地から歩いてすぐの所にありました。この美術館の周りもとても奇麗な公園になっていて、その中でひと際目立つ建物が国立美術館。ヨーロッパ風の立派な建物なのに色が紫という、国立なのに中々面白い事をやっているこの美術館は、国内の一流芸術家はもちろん、ゴッホやモネ等、ヨーロッパの有名画家の作品が1万点も展示されています。

南米一、オシャレだと思われるアルゼンチン人のアート作品はとても興味深い物が多く、この国の人々のセンスの良さを改めて感じました。

ヨーロッパでもたくさん美術館に行こう。

帰りは公園で一休みしてからホテルの前まで行くバスに乗込みました。今日は久しぶりにとても良い一日を過ごせた様な気がします。気付けば30枚近くも写真を撮っていました。


気になる前はこんな感じ

この調子、この調子。

ヨーロッパ出発まで、あと5日。