2006/4/2


ホテルのおばちゃんに見つかりました

スクレ二日目。今日は久しぶりに良く寝ました。アスンションを出てからハードな移動が続いていた為、大分疲れが溜まっていたんだと思います。しかしそのおかげでスッキリ7時半に目が覚めました。恐れている高山病の気配もまだ出ていません。と言ってもここでヤバかったらこの後のポトシはもっと辛いという事のなので、まだまだ油断するのは早いと思っています。そんな訳で今日はあまり歩き過ぎない様に気をつけながら、奇麗なこの街を気付けば一日中歩き回っていました。僕はこの街が本当に大好きです。美しい白壁がどこまでも続く街並とそこに暮らすインディへナの人々はカメラには収めきれない美しさがあります。なので今日は写真を多めに日記をお楽しみ下さい。


朝ご飯はメルカドで「ソパ」。30円。

今日の目的地は最高裁判所等の政府関係施設の近くにある「ボリバール公園」と丘の上に建つ修道院「ラ・レコレータ修道院」。ガイドブックを見ながら何となく選んだこの二つですが、山の斜面に沿って長細くあるこの街の上と下にある為、これらを回ればこの街は大体、歩いた事になります。歩いているだけでワクワクしてくるスクレの街。幸い時間だけはたっぷりあるので、のんびり街歩きを楽しみながら久しぶりの観光をしてきました。


僕が生まれた街とは何もかもが違う

この街は本当にどこを写真に撮っても絵になります。インディへナの人々を写真に収めるのは難しいけど、景色なら幾らでも撮れてしまうので、新しい通りに出る度に写真を撮ってしました。青い空と白い街。人々はこの美しい箱庭の中で時が止まりそうな程のんびりと暮らしています。ひっそりとした通りは普段なら緊張して歩かなければならないのに、この白い街並を見ながら歩いていると不思議と心が癒される気がします。こんな街に生まれ育ったら自分の故郷や家族がもっと大切に思えるのかな。


最高裁判所とボリバール公園

セントロの外れにあるボリバール公園は土曜日だというのに人も少なくひっそりとしていました。中々奇麗な公園だったのですが、公園の周りがサイクリングロードになっていて、おかしなシャトルバス(写真左下)が走っていたり、ド真中にミニエッフェル塔が建っていたりとちょっと変わった公園でした。


続いては丘の上の修道院へ

今度はくるりと向きを変え、丘の上の修道院を目指しました。
坂を上って行くに連れて街並が段々と変わってゆきました。道路はいつの間にか石畳に変わり、周りに建つ建物もいい感じにボロボロになった古い家が目立ちます。
だた後半は坂が急でかなり大変でした。


ラ・レコレータ修道院とその前の広場

最後は息を切らせて辿り着いた丘の上の修道院は目の前に大きな広場があって、これまたのんびりとした感じの良い所でした。ガイドブックにはこの修道院からはスクレの街が一望出来ると書かれていたので、僕はてっきり入場料を払って中に入らなければならいと思っていました。しかし眺めがいいのは修道院の真向かいにある渡り廊下の様な建物(写真下)からでした。お金を払うつもりでここまで来たのでこれはラッキー。そしてタダでこの美しい街並を上から眺めていました。


ここまで来て良かった

白壁に日干し煉瓦で作られたスクレの街は上から見ると赤く見えます。ここまで登って来た坂道はゆるやかな山の斜面にそってどこまでも真っすぐ続いていました。ここで出会ったボリビア人のおっちゃんと貰ったリンゴをかじりながら暫く話をしていました。54歳のこのおっちゃんは何と英語が話せます。どうやって勉強したのか?と、尋ねると、自分で辞書を読んで覚えたと言っていました。そして僕も今、同じ方法で英語を勉強していると言いました。


おっちゃんとスクレの街

たった2泊でしたがこの街が本当に大好きになりました。ボリビアという国はメキシコの北部(オアハカやサンクリストバルデラスカサスなどインディへナが多く暮らしている地方)を丸ごと一つの国にした様な所です。古き良きコロニアルな街並とそこで暮らすインディへナの人々が例え様の無い美しい風景を作り出しています。そしてアジアに似た混沌とした雰囲気。ラパスも良かったけど、ここはもっと良い。ボリビアに戻って来て本当に良かったと思いました。


帰りはいつものハンバーガー屋で。一個30円。

明日は移動日。
朝7時のバスに乗って世界最高所(標高4070m)の街、ポトシを目指します。


さよなら 大好きな街。