2006/4/7


ようやく元気が戻ってきました

遂にこの日がやって来ました。僕の体がようやくこの高度に順応してくれました。昨日までの二日間は本当にしんどかったので、山を下りるまではダメなのかな?とちょっと弱気になっていました。しかしもう大丈夫(多分)。前回のラパスの時もこの山を越えればその後は問題無かったので、この先は無理をしなければ平気だと思います。更に一昨日から悩まされていた原因不明の下痢の方も看護婦の友達にもらった抗生物質のおかげですっかり良くなりました。今日も念のために飲んでいるので明日には完治すると思います。という訳で本当に滑り込みセーフという感じで僕の体調はウユニ塩湖見物に間に合いました。ご心配おかけして本当に申し訳ありませんでした。明日から一泊二日でようやく辿り着いたウユニ塩湖ツアーへ行ってきます。

僕が今日、やらなければならなかったのは、明日のツアーを予約する事。10時に目が覚めるとすっかり体調が良くなっていたので、久しぶりにストレッチをして暖かいシャワーを浴びてから、いざツアー会社巡りを始めました。


今日はマーケット日和

ンディへナの衣装が売っているのを最近、発見しました

だだっ広い荒野のど真ん中にあるウユニの町は今日も天気が良く、町のメインストリートでは大きなマーケットが開かれていました。目指すツアー会社がたくさんある通りはその向こう。思わず寄り道してしまい、一件目のツアー会社へ辿り着いた時にはシエスタの始まる15分前でした。


お昼ゴハンはメルカドで

僕の定番メニュー「コンプリータ」(セットで100円)

ウユニ塩湖は最高地点の標高が3760m。世界で最も高い所にある巨大な塩の湖です。その大きさは何と120km×100km!!ここには20億トンという膨大な塩があり、360度、見渡す限り真っ白な世界が広がっています。乾期には湖の上をローカルバスが走っている様ですが、このあまりにもデカ過ぎる塩湖へ行くにはツアーに参加して行くのが一般的となっています。その基点になるのがウユニの町なのですが、ツアーには様々なタイプがあり、日帰りでこの町に戻ってくるモノから、そのまま4、5日かけてチリへ抜けるモノまであります。

僕が考えていたのは一泊二日でウユニへ戻ってくるツアー。最初はそのままチリへ抜けようかと考えていたのですが、ツアーで4泊5日するのもちょっとダルいし、抜けた先のチリは物価がブラジル級に高いので、予定を変更してボリビアからアルゼンチンへ抜ける事にしました。という訳でチリはパス。次のアルゼンチンが僕の南米旅行の最後の地となります。大好きなボリビアにもう少しだけ居たいと言う気持ちもありますが、ガイドブックによると、ボリビアからアルゼンチンへ抜けるこのルートも中々、眺めが良く、面白いバスの旅が出来るそうです。なので僕はお金のかからないローカルバスでこちらのルートを楽しんできます。

そんな訳で、一泊二日でウユニへ戻るツアーを探して、旅行会社を何件か回りました。僕がもう一つ外せなかった条件は、ウユニ塩湖のど真ん中にある、全て塩で作られたホテルに泊まる事です。ここは本当に全て塩で出来ていて、明かりも蝋燭のみ。このホテルからは地平線まで真っ白な塩湖に沈む夕日と、羽ばたくフラミンゴと共に顔を出す朝日を見る事が出来ます。泊まった人の話を聞くと誰もが大絶賛で、この間まで一緒にいたダイチ君もウユニ塩湖へ行ったら絶対にこのホテルに泊まりたいと言っていました。そんな彼はというと、現在パラグアイに居て、12日にはアルゼンチンのブエノスアイレスから日本へ帰るとメールが来ていました。ダイチ君の代わりに!と言う訳ではありませんが、僕も何となく興味があったし、一日や二日のツアーでは塩湖以外の面白いスポットへは行けないので、このホテルを塩湖見物の目玉にする事にしました。

こうして申し込んだツアーは、明日の朝10時半にこの町を出発し、岩塩の採掘場とフィッシュ・アイランドと呼ばれる、魚の様な形をしたサボテンがたくさん生えている島を見物して、夕方、塩のホテルへ到着するという内容で、翌日はホテルまで迎えにきてくれた車に乗ってウユニの町へ戻ってきます。基本的に車が走っているのは常に塩湖の上なので、一面真っ白な世界は飽きる程見る事が出来ます。これに夕日と朝日が着いてくれば僕はもう大満足です。お値段はツアー代(食事、移動、ガイド込み)が40ドル。塩のホテルの宿泊料が二食付きで20ドル。僕は一人という事でこの値段以下には下がらず、どこも同じ様な内容だったので、一番感じの良さそうなおネーちゃんがいたツアー会社で申し込みました。少し高いなとは思いましたが、もしかしたらこの塩湖ツアーが南米最後のハイライトになるかもしれないので、その分、思いっきり楽しんでこようと思っています。


この町には平日も休日もありません

アッという間に町外れへ…

意外にあっさりと明日のツアーの予約が完了してしまったので、景色のいい所を探して、町の外まで足を運んでみました。ウユニの町は歩いていると20分もすれば町の外れに着いてしまう程、小さな町です。碁盤目状に作られた道路の端は全て果てし無い荒野へと繋がっています。昨日、バスからこの町を見た時は、本当にあんな所に町があるんだと目を疑ってしまいました。しかし窓も開かなかったし、自分の体の事に気を取られていて、ゆっくりこの町を眺める事が出来ませんでした。