2006/4/4


一泊15ボリ(250円)

富士山頂よりも高い場所での生活、二日目。
やはり今回もその標高の高さには勝つ事が出来ませんでした。
目が覚めると、ガンガンに頭が痛く、体が重い。
死にそうなくらい寒いポトシの安ホテルの一室で僕はいつまで経っても布団から出る事が出来ませんでした。正直、なるだろうなぁ〜とは思っていたので、あとは少しでも早く体が慣れてくれるのを待つのみ。今の所、前回程のひどさは無いので心配はしていません。しかしそのおかげで今日の僕のテンションは一面薄暗い雲に覆われたポトシの町と同じ様に、一日中曇り空でした。


町では何かのパレードが行われていました。

入学式かと思いきや大人も居たので何のパレードかは良く分かりません。


それにして人が多過ぎ。

とは言え、もう一生こんな町に来る事は出来ないと思うと勿体無くて、外へ出ずにはいられませんでした。僕にはこの町でどうしても見ておきたい景色がありました。それは昨日、行けなかった町外れの高台にあるタワーの様な建物の上からの眺めでした。この町は山の斜面に沿って作られているにも関わらず、路地が狭くて高い建物が多いので中々、広い景色を見る事が出来ません。町の中を歩いていても、この町がどうなっているのかがあまり良く分からないのです。僕はどうしてもこの町の全景が見てみたくて、今日はそのタワーに行こうと決めていました。


明日はあそこへ行こう!の一枚

それは線路沿いの道を町から20分程歩いて行った所にあるのですが、ガイドブックには載っていません。明らかに最近作られた感じの建物で周りの景色からは完全に浮いています。僕はこの町にやって来た時に真っ先にその存在に気付き、昨日バスチケットを買った時に受付のお姉ちゃんを外に連れ出して「あれは何だ?」と聞きました。何て言ったのかは今イチ良く分からなかったのですが、「登れるの?」と聞くと「うん」と答えました。あの上からなら絶対にこの町の全景が見られると思っていたので、僕はその勢いで行ってしまおうと歩き出しました。しかし初日にあんな山に登るのはチョット危険だと考え直し、途中で引き返してきました。


現在製作中

なのでどんなに体が辛くても、ここだけには行っておきたかったのです。行きはタクシーを拾い、目の前のタワーを指差して「あそこに行きたい」とおっちゃんに伝えました。そして町から10分程でタワーのある山の頂上まで辿り着き、いざ登ろうとしたらドアが閉まっていました。どうやらこのタワーはまだ未完成の様で、中に工事のおっちゃんがいるのですが、入らせては貰えませんでした。重い体を引きずってここまで来たのに本当にがっかりでした。
ただ一応、全景は見える丘の上からの景色を満喫してから帰る事にしました。