2006/3/9


ここはブラジルの中の日本

僕とダイチ君の二人旅最後の目的地、サンパウロへやって来ました。今日は新館と名付けられているのに何故か本館の30倍くらいボロボロの日本人宿、ペンション荒木に泊まっています。しかも僕等が案内されたのは10年も住んでいる日系人がいる部屋で完全にそいつの部屋状態になっているドミトリーです。自分の荷物を広げるスペースがベッドの上以外にありません。二人ともこんな所に1週間近くも居るのはご免だと、早速隣にあったホテルを見に行きました。しかし僕はここで荷物を受け取りたいと思っていて、恐らくそれは日本人宿以外では出来そうに無い…なので荷物が来るまで我慢するしかないのですが、ここに居たら直る筈の風邪も治りそうにありません。


何故か懐かしい雰囲気が漂う東洋人街

僕等が泊まっているペンション荒木周辺は東洋人街と呼ばれている場所でサンパウロの中でも最も日本人が多く住んでいる地域です。ハッキリ言って完全に日本。それも一昔前の田舎の商店街の様な雰囲気です。日本食屋はもちろんスーパーにも日本の食材がズラリと並んでいます。僕等はここに来たら絶対に日本食を食べるぞ!いつになく楽しみにしていました。これまでは日本食にそれ程興味を持つ事はありませんでしたが、ブラジルに入って高くて不味いご飯ばかり食べていたら無性に日本食が恋しくなりました。ダイチ君と二人でボリビアのサンタクルスで行った「レストランけん」の話をする度に、何であの時もっと贅沢しなかったんだと後悔ばかりしていました。東洋人街というくらいなんだから絶対にアレに匹敵するくらいの日本食屋があると期待していたのですが、着いて早々宿の人からそんな場所は無いと聞き、その夢も無惨に打ち砕かれました。油っこい中華風焼きそばを食べ、スーパーで買ったブラジル産日本酒を飲みながら二人で明日からの身の振り方を考えていました。あんな部屋で素面で寝るのだけはご免だとダイチ君はベロベロに酔っぱらっていました。せっかくゆっくりしようとやって来たのに出だしから上手く行かない事ばかりです。やっと落ち着ける場所だと思って少し期待していたのに。やっぱり旅人にはそんな場所は無いのかも知れない。取りあえず明日はホテルを移ろうかと考えています。

久々に読んだ北斗の拳はケンシロウとラオウが闘う直前で終ってしまいました。この先が読めるのはいつなのだろうか?