2006/3/8


久しぶりの観光スポット巡り

リオデジャネイロ3日目。今日は二人とも体調が良く、朝から一日中街を歩き回っていました。今日行ってきたのは「イパネマビーチ」と「コルコバードの丘」。ボサノバの名曲、イパネマの娘-Garota de Ipanema-の舞台にもなったイパネマビーチと、リオのシンボルとも言える巨大なキリスト像が立つコルコバードの丘はこの街の二大観光スポットです。

一時はお金が無いのでサンパウロまで一気に下ってしまおうかと本気で考えていましたが、それを思いとどまらせたのは、やはりこの2つのを見ずにブラジルを語る事は出来ないと思ったからです。特に大学時代にボサノバを良く聴いていたので、イパネマビーチに特別な思いがありました。

毎朝8時半に部屋にやってくるホテルの朝食を昨夜無料だと知り、今日はしっかり食べてから宿を出ました。南米一物価の高いブラジルでは食事代が唯一の節約手段です。始めから宿代に含まれているのですが、ホテルの朝飯を食べられた日は何だか得した気分になります。それに二人ともしっかりとした観光スポット巡りはボリビアのラパス以来でした。昨日は雨が降っていましたが、今日は良い天気。コルコバードの丘からリオの街を一望するには打ってつけの陽気でした。


丘の上まではケーブルカーで30分

まずやって来たのはコルコバードの丘。ここは海抜710mの小高い丘の上に高さ30mの巨大キリスト像が建っており、リオのシンボルとして知られている場所です。恐らく誰もが一度はテレビ等で目にした事のあるキリストが両手を広げているアレです。僕はイパネマビーチにすっかり気を取られていて、リオにコレがあった事をすっかり忘れていました。デカイもの好きの僕としては是非見ておかなければと、こちらも楽しみにしていたのですが、実際に行ってみると思ったよりも迫力が無く、しかも狭い頂上を団体の観光客が占領していてゆっくり眺めるどころではありませんでした。


まるで川の様なグアナバラ湾

しかしこの丘の上からはリオの街が一望出来、その眺めは中々のものでした。この街の名前を直訳すると「1月の川」という意味になります。かつてこの地に辿り着いたポルトガル人が複雑に入り組んだグアナバラ湾を川と勘違いした事からこの名がついたそうです。この丘の上から見ると、確かに目の前の海は川の様にも見えます。対岸には大きな島があり集落の固まりもかすかに見える。それ以外にもあちこちに島があり、異種独特な景観を生み出しています。何故か日本の海を思い出す。そんな景色でした。


目指すビーチはこの向こう

続いて僕等が向ったのはイパネマビーチ。このビーチの一帯はリオの中でも高級住宅街して栄える地域でブラジルの最先端が集まる街でもあるそうです。都会育ちの僕にとってはこういう街を歩くのも嫌いではありません。特にブラジルは日本や他の先進国に引けを取らないくらいイケテいる国でもあります。ブラジル人はオシャレです。あのカーニバルやボサノバを生み出したこの国は世界の何処とも違う独自のセンスをもっています。そんなオシャレな街のメインストリートと平行してあるイパネマビーチは予想通りあまり奇麗なビーチとは言えませんでしたが、中々雰囲気のいい所でした。真っ白い砂の上でサッカーをする子供達、その隣にはビーチバレーをするビキニの女の子、ビーチに寝転がっている人々の間を縫ってビッピーが手作りのアクセサリーを売り歩いていました。


Praia de Ipane

僕等はここでイパネマの娘は見つけられませんでしたが、グアテマラのアンティグアで会った日本人の女の子に偶然出会いました。コロンビアからアマゾン川を1週間下ってやって来たという彼女と3人で暫く話し、ビーチで夕日を見てからホテルへと戻りました。

これでリオにはもう用は無い。明日はサンパウロへ移動します。この街でダイチ君と別れる予定でしたが、彼も着いた初日にサッカーを見に行ってしまったので僕等はサンパウロまで一緒に行く事にしました。二人旅の終わりはもう少し先になりそうです。僕はデジカメの問題を処理する為に1週間程サンパウロに留まります。壊れたカメラを日本へ送り返し、治るまでの間のカメラを送ってもらう。壊れたカメラはまだ保証期間中なので恐らくこれが最も安くあげる方法だと思います。体調もあまり良く無い事だし、ゆっくり体を安めながら荷物の到着を待とうと考えています。もうすぐ久しぶりの一人旅が始まります。