2006/3/27


ちょっとおかしな首都アスンション

思わず二泊してしまったイグアス居住区を後にしてパラグアイの首都、アスンションにやって来ました。それにしてもこの国は日曜日とシエスタの時間は、ほぼ全ての店が閉まっており、外を歩いている人も数えられる程しかいません。ここが本当にパラグアイの首都なのか?と疑いたくなるくらい街は閑散としています。しかし僕もいい加減このパラグアイ時間に慣れてきたのか、特に驚く事もなく一緒になってのんびりと日曜日を過ごしています。

今日も7時半起き。最近、サボり気味だった筋トレとストレッチをみっちり30分やってから楽しみにしていた福岡のおばちゃん特製、日本の朝食を食べました。しかしメニューは直径5センチ程のシャケの塩焼きがプラスされただけで、それ以外は昨日と全く同じでした。とは言え贅沢は言えません。次にいつ納豆と豆腐が食べられるかも分からないので、ご飯粒一つ残さず奇麗に平らげました。


移動日はいつも天気がいい

仲良くなったユウキくんとユイくんに別れを告げ、10時前に宿を出ました。最後まで親切な福岡のおばちゃんにバス停まで車で送ってもらい、そこからアスンション行きのバスに飛び乗りました。ちょっと宿代が高かった事と(一泊13ドル)、気付くと靴も洋服も赤土だらけになっている事を覗けば、この街は本当にのんびりとしていていい所でした。いつ来ても変わらない場所。パラグアイの小さな日本はたまに訪れる旅人の心を癒してくれる素敵な場所でした。

そう言えばパラグアイに入って長距離バスに乗るのは今日が初めて。ある程度はちゃんとしているんだろうなと、甘く見ていたらこれが大間違いでした。エアコン無しの車内はすし詰め状態。辛うじて席は確保出来たのですが、僕が座っている窓側は直射日光が凄くてゆっくり景色を眺めるどころではありませんでした。しかもローカルバスなので何処でも乗り降りが自由。ダイレクトバスなら4時間で着く所を5時間以上かかってアスンションへ到着しました。しかしよくよく考えると今までの移動はいつもこんな感じだった様にも思えます。ビックリするくらいバスが快適だったブラジルでの滞在が少し長過ぎて、すっかり旅の感覚が鈍っていました。これからは心してバスに乗らなければ。

アスンションのバスターミナルはさすが首都だけあって二階建ての大きな建物でした。僕がまずやらなければならなかったのは、この先のルートを調べる事。インフォメーションでボリビア行きのバスがあるか聞いてみると、ラパスとサンタクルス行きのバスが出ていると言う事だったので、早速明日の夜発のサンタクルス行きのチケットを買いました。サンタクルスには以前行ったので、出来れば違うルートでウユニ塩湖を目指したかったのですが、どうやらボリビアへ行くにはこの2つのルートか、アルゼンチンを抜けて行くルートしか無い様です。一日でも早くウユニへ行こうと思うと、やはりもう一度サンタクルスへ行くのがベストな選択でした。それにサンタクルスには南米一旨い日本食屋「レストランけん」があるしね。


日曜日はみんなお休みの日

今日はターミナルから路線バスで20分程行ったセントロ近くのホテルに泊まっています。超閑静な住宅街の中にある看板も何も無いこのホテルは、ホテルというよりただの一軒家です。ロンリープラネットに載っていた最も安いホテルホテルを選んだのですが、まさかこんな所だったとは。眺めも日当たりも最高だと思っていたら、夜は虫だらけで最悪の所でした。


対岸はアルゼンチン。手前はスラム街。

夕方、食べ物を求めてアスンションの街を歩き回りましたが、ホテルのおばちゃんが言っていた通りファーストフード以外のお店は全て閉まっていました。この国の人達は一体、どんな日曜日を過ごしているのかさっぱり分かりません。それにアスンションという街はとても変わっていて、街並と平行して流れるパラグアイ川を渡るとその向こうは何とアルゼンチンです。おかげで近隣諸国への移動は比較的楽なのですが、これだけ隣の国が近くて問題は無いのだろうか?更に川沿いには大統領官邸が建っており、美しい建物の横は国境を守る軍事施設ではなくボロボロの掘建て小屋が並ぶスラム街になっています。増々訳が分からない。

明日は夜8時のバスなのでもう少しこの変わった首都を散策してみようと思います。