2006/3/23


7カ国目パラグイア入国!

一ヶ月以上に及んだブラジル滞在を終え、7カ国目パラグアイへ入国しました!
が…いつもの様に国境越えの時は何かと問題が起こり、当初の目的地であったイグアス居住区まで辿り着く事が出来ませんでした。今日は国境の街、シウダー・デル・エステに宿を取り、明日の移動に備えています。

サンパウロを出てからいきなり再会したまおちゃんに別れを告げ、昼過ぎにブラジル行きのバスへ飛び乗りました。3カ国の国境をまたぐイグアスの滝周辺はこの滝がある事で人々の行き来が盛んに行われています。当然、どこの国のどの街を基点にしても滝には行く事が出来、日帰りなら簡単なパスポートチェックだけでこれらの国を行き来する事が可能です。僕はアルゼンチンのプエルトイグアスを出発し、ブラジルを通り抜けてそのままパラグアイに向う予定だったのですが、ターミナルで確認すると今日はブラジルまでしかバスが出ていないという事だったので、取りあえずブラジルに入国し、そこから歩いてパラグアイとの国境を越える事にしました。


さらばブラジル

国境ゲートの前でバスを降り、いざパラグアイへ!


こんにちはパラグアイ

実に43日に間に及んだブラジルの旅でしたが、この国での滞在は実に思い出深いものへとなりました。中でもカーニバルは僕にとって衝撃的な経験でした。しかし「この国が好きか?」とか「また来たいか?」と言われると正直もういいかなという気もします。やはり物価が高いというのが最大の理由ですが、この国は街並も、人も、何もかもが他の南米諸国とは全く違います。そして経済的にはかなり発展している反面、手の施し用も無い貧しさもそのすぐ隣に存在しています。この混沌とした感じがブラジルの魅力なんだとは思うのですが、街歩きが好きな僕にとって、サルバドールの街並以外、心に響くものがありませんでした。ただブラジル人は本当に明るくて、いいヤツばかり。僕がこの国で身に付けた親指立てのグッドサインだけはこれから何処の国へ行ってもやり続けようと思っています。


大歓迎かと思いきや…

順調に行くかと思われた国境越え。しかしあと数十メートルでパラグアイ入国!という所で突然行く手を阻まれました。国境にかかる橋の本当に最後の所で、おっさん達が何かのイベントをやっており、大きなパラグアイ国旗で橋を完全に封鎖していました。強引に通ろうにも全く隙間がない。パラグアイに入国しようとしている人たち全員がそこで足止めされていました。周りの人に聞くと、どうやら何かのストライキをやっているようで橋の両脇に掲げてあった横断幕の文字を電子辞書で訳すと「**出て行け!」とか「**を追放せよ!」と書かれていました。ブラジル側へ戻ろうにも既に出国した後だったのでそうも行かず、炎天下の中、橋の上で二時間も待たされるハメになりました。この様子はブラジル側からは全く見えず僕の様にノコノコとやって来た人々はみんなここで足止め状態。やはり国境越えは何かと予期せぬハプニングが起こります。僕等が地べたに座っている向こうでは、恐らくこのストライキに関係しているであろうイベントが行われており、イベントとなると必ずセットになっている生バンドが、何故かマイケル・ジャクソンの「Don’t Stop ‘Till You Get Enough」を演奏していました。


ここは免税の街、、、だよね?

ようやくパラグアイ入国を果たしたのは、日も傾きかけた午後4時半。
その頃には今日中にイグアス居住区まで行く気力は全く無く、今日は大人しくこの街に一泊する事にしました。シウダー・デル・エステは免税の街として知られる所で街中に電化製品やらブランド品を売る店が溢れています。とにかくデカイこの免税街には南米各国から毎日の様にたくさんの人々が押し寄せているそうなのですが、僕がパラグアイに入った頃には既に全ての店が閉まっており、普段この街がどんな活気を見せているのかが全く分かりませんでした。


殆どのお札がセロテープで補修されています

南米で三番に貧しい国と言われるパラグアイは南米一物価の高いブラジルからやって来た僕にとっては衝撃的なくらい薄汚れていました。まるでメキシコからグアテマラに入った時の様な感覚です。そしてこの国はグアラニーと言う通貨を使用しているのですが、単位が滅茶苦茶デカイ。

US1ドル5840グアラニー。
今日、泊まっているホテルは50000グアラニー(約900円)。
コーラ一缶2500グアラニー(約50円)。
さっき食べたチキン定食は12000グアラニー(約200円)。

もう訳が分かりません。それに今まで使った事が無い単位なので値段を言われても殆ど聞き取れない。会計の度にセロテープで補修されたボロボロの札束を握り締め、頭を抱えています。

明日はお目当てのイグアス居住区へ移動します。出だしから躓いてばかりのパラグアイの旅、一体どうなる事やら。