2006/3/1


人々はまだ踊り、まだまだ飲む。

カーニバル6日目の夜。今日も目が覚めたら4時を過ぎていました。
あまりのうるささに目を覚ますと、ホテルの前の交差点に停まっていた車が爆音でレゲェを流していました。

「もう始まってしまった…」

僕はそう思いながら朝食を作りにキッチンへ向かしました。
カーニバルも佳境に入り、だいぶ街全体に疲れが見えてきていますが「まだまだそうはさせないぞ」という音楽の力の方が勝っています。底なしの快楽を求めて人々は歌い、踊り、飲みまくっています。本当に凄過ぎる。しかし僕にもまだカーニバルを楽しむパワーはガンガンに残っています。今夜を入れてあと二晩。ボロボロになるまでカーニバルを楽しんでやろうと思っています。

昨日もバーハ地区でカーニバルを満喫してきました。朝まで頑張るぞと二人で街へ繰り出し、気に入ったバンドを見つけては付いていき、あとは丘やビーチでのんびり休憩しながら遂に最後のバンドまで踊り続けていました。カーニバル完走。カーニバルは世界のお祭りの中でもハッピー度ナンバー1のお祭りだと思います。どんなに疲れていても、どんなにダルくても、外はいつもの様にガンガンに盛り上がっています。その状態が既に6日間ぶっ続け。しかもあと2晩もそれが残っている。まさに僕らは逃れられない楽しさのど真ん中に居ます。

しかし僕は5日目の夜にしてある事に気付きました。

「昨日もこのバンド出てたなぁ」

そう、カーニバルでは1日しか出ないバンドもいるのかも知れないけど、毎日出ているバンドもいます。そしてみんなが盛り上がる曲というもの大体決まっていて、恐らくブラジル人なら誰でも知っている名曲みたいな曲を様々なバンドがカバーしています。もちろんそれぞれのバンドのオリジナル曲がメインなんだと思いますが、どのバンドもここぞ!という時は必ずそんな曲を持ってきます。更に昨日はスリの恐怖も始めて体験しました。バンドが通る時のグチャグチャ状態の中で踊っているとガンガンにポケットに手が入ってきます。僕はチャックのあるお尻のポケットにお金やタバコを入れているので簡単には取れないのですが、それでも突然延びて来る手にはかなり焦りました。


ユニフォームも様々ある事に気付きました。

そして6日目の今日はようやくバスに乗り、他の2会場へ行ってみました。数日前まではこのままバーハでもいいかモードでしたが、昨日同じバンドが何組も出ているを発見し、どうせ知っているバンド等いないのだから、もっとたくさんのバンドが見たいと気持ちが強くなってきました。明日は最終日でこの辺りがどうなっているのか全く想像出来ないので、今日のうちに行っておこうと決めた僕らは、バスで「カンポグランジ」地区というカーニバル会場へ向いました。しかしバスを降りてカーニバルが行われている通りに出た瞬間、僕とダイチ君は離ればなれになってしまいました。本当に一瞬でした。30分程その辺で待っていたのですが、結局会える事無く僕は一人でカーニバルを見てきました。カンポグランジ地区ともう一つの旧市街地区は完全に繋がっていました。滅茶苦茶デカイ。しかも広い道路の少ない街のど真ん中でやっている為、本当に凄い事になっています。休憩出来る広場はあってもバーハの様にビーチや芝がある訳ではないので開放感もありません。僕はダイチ君とはぐれた瞬間に、帰りたい気分になってしまいました。しかしこっちの方が規模がデカイだけあっていいバンドが出ている様な気もしました。通り過ぎるバンドを見ながら暫く踊っていたのですが、あまりの人の多さに取りあえず来たからいいかとバスでバーハに戻ってきました。まだ11時半。取りあえず12時までダイチ君を待ってみようとホテルで日記を書いています。

今日は一人で朝まで踊れるかなぁ。

カーニバル6日目の第2幕がいよいよ始まります。