2006/2/8


またもや二人での国境越え。

ボリビアを僅か一週間で出国し、6カ国目ブラジルに入国しました!僕らは今、ブラジルのカンポグランジという街にいます。それにしても気の遠くなる様な長い一日でした。ボリビアのサンタクルスから国境の町、キハロ行きの電車が出たのが昨日の夕方5時。そして、カンポグランジに着いたのが夜中の一時。実に32時間の大移動。本当にクタクタです。しかし、これでようやく南米大陸の半分を超え、目的のサルバドールまでは後、4日もあれば到着出来そうです。2日程、この街に滞在し、長旅の疲れが取れた所で再び移動を開始し、ブラジルの首都、ブラジリアへ向おうと思っています。

国境へ向う電車の旅は思ったより快適ではありませんでした。ダイチ君が買ったチケットは座席がリクライニングしない安い席で95ボリビアーノ(1400円)。僕が買ったチケットはたった一席しか余っていなかったリクライニングシートで115ボリビアーノ(1700円)。しかし、実際に電車に乗ってみると僕らは隣同士ではありませんでしたが、同じ車両で、全く同じタイプの座席でした。しかも、僕の席はクーラーの真下。短パン、半そでで乗り込んでしまった為、サブバックにパソコンのクッション用に入れておいた体半分程の大きさの布に必死にくるまって15時間耐えなければなりませんでした。もしかしたら寒いかなとは思ったのですが、あまりの外の暑さに軽装で電車に乗り込んでしまった僕が馬鹿でした。


彼方に見えるのがパンタナール大湿原。

電車がキハロの町に着いたのは朝の10時。ここから国境まではタクシーで5分程。汗だくでボリビアの出国手続きを済ませ、歩いて国境を渡りました。渡った先はブラジル側の国境の町、コルンバ。ボリビアとブラジルの国境を挟んだこの地域一帯には、パンタナール大湿原という馬鹿デカイ湿原があり、コルンバはそのツアーの基点となっています。しかし、僕らはツアーでしか行けないこの大湿原には全く興味が無く、朝早く着いた勢いでそのままバスターミナルへ行き、更にバスで6時間行った所にあるカンポグランジを目指す事にしました。しかし、ここからが長かった…


ブラジルってこんな所?

ブラジルの入国手続きは面倒な事に国境では行う事が出来ません。コルンバの町中にある警察署かバスターミナルに設けられたイミグレの窓口でスタンプを貰わなければなりません。そんな訳では僕らはバスターミナルに向い、入国スタンプをゲットしてからバスに乗り込もうと思ったのですが、12時前にターミナルに着くと、イミグレはナント2時まで昼休みで閉まっていました。ガイドブックに寄ると、ブラジルでは11時半から1時半までは殆どのお店が閉まってしまうらしいのですが、まさかイミグレにまで昼休みがあるとは。

仕方無く3時のカンポグランジ行きのバスチケットを先に買い、イミグレが開くのを待ったのですが、いざ2時に開いてみると窓口には長蛇の列。係のおっさんは3時のバスには間に合うと言っていたにも関わらず、多くの旅行者の願いを無視してバスに3時過ぎには出発してしまいました。昨日からそうなのですが、この当たりにきて現地人の言う事のいい加減さがよく目立つ様になりました。まあ、こんな事でいちいち腹を立てていたらきりがないので、この様な状況に陥ってしまった旅行者はバスのチケットを5時半発に変更し、結局、僕らはこのバスターミナルで6時間も時間を潰す事になってしまいました。屋根しか付いていないバスターミナルは強い日差しと人々の熱気で蒸し風呂状態。体中、汗でベトベト。とにかくカンポグランジに辿り着き、一分でも早くシャワーを浴びたかった。

こうして日が暮れかけた5時半のバスに乗り込み、無事にカンポグランジへ向ったのですが、このバスもまた死にそうなくらい寒かった。なのに体はベトベト。本当に長い、最悪の一日でした。カンポグランジのバスターミナルに辿り着いたのが夜中の一時。目の前にあるユースホステルに迷わずチェックインし、ようやく32時間の大移動が終わりました。バスから見えたブラジルの景色は始めの内は果てしない大湿原でしたが、次第に街が見えてくると、それは今まで僕が中南米で見てきた景色とは全く違うモノでした。とにかく街が奇麗。中南米特有のコロニアルの街並なんて全く無く、道路もちゃんと整備されていて、まるで日本の地方都市といった感じです。そして、この国は物価が高い。たった6時間の移動で20ドル。移動費の高さはメキシコ級です。カーニバルへ行くとなると、かなりの出費は避けられないので、この国ではなるべく切り詰めて生活しなければならなそうです。

取りあえず、明日は休息日。ゆっくりこの街で過ごしながら長旅の疲れを取って次の移動に備えようと思います。その後は首都、ブラジリアを経由して、カーニアバルの行われるサルバドールへと向います。ここまで来ればもう一息。待ってろよ。カーニバル!