2006/2/3


丘の上の教会。

今日はビザ待ちの日。昨日に引き続きラパス観光に行ってきました。向った先は昨日とは全く逆の方向で、ラパスの街を一望出来る丘の上にある巨大マーケット。毎週木曜日と日曜日に開かれるこの市は古着屋、日用品、家具、動物、ゴミなど本当にありとあらゆる物が売られています。廃線になった線路の跡地にどこまで続く青空市。あまり治安のいい所では無いので観光客は殆どおらず、僕らはボリビア人に混じってひたすら線路の上を歩き回っていました。

僕らがこのマーケットに来た最大の目的は防寒着を買う事でした。実は僕は雨具以外の長袖を一着しか持っておらず、毎日、寝る時もずっとそれを着ています。洗濯したいのに寒過ぎて出来ない。しかも毎日雨なので洗っても乾かない。これにはかなり困っていました。ここは古着市として有名な場所で、そんな貧乏旅行者にはもってこいの場所でした。僕らはこの話をペルーのクスコにいた時に聞き、その人が3ドルで買ったパタゴニアのフリースを見て、ラパスに行くまで買うのを我慢しようと決めていました。


まさに青空市場。

そんな訳で今日は買う気満々でやって来た古着市でしたが、山の様に洋服を積み上げた古着が果てしなく続いているのを見て、僕らはその意欲が一気に薄れてしまいました。結局、2、3件探してみましたがこれいった物は見つからず、到着から30分もしないで防寒着を買うのを諦めました。まあ、ラパスを抜ければ当分は暑いので後何日か我慢すればいいか。


何でも売っている。

お目当ての偽パタゴニアは見つかりませんでしたが、このマーケットは本当に面白い所でした。ボリビアは南米でもインディへナの住む割合が最も多く、全人口の50%を越えています。なので女性は殆どの人が民族衣装を着ています。そんなおばちゃん達が古着を売ったり、ガラクタを売ったりしているのを冷やかしているだけで十分、楽しめました。そして、この丘の上から見える高い山々に囲まれたラパスの街は最高に奇麗でした。


この眺めが見たいと思っていた。

帰りがけにバスターミナルへ行き、明日のバスのチケットを買って来ました。僕らは明日、ブラジルのビザをゲットしたら、そのままバスに乗り込みます。次の目的地はブラジルとの国境近くにある街、サンタクスル。僕とダイチ君は共にブラジル、サルバドールで行われるカーニバルを目指しています。取りあえずラパスまで一緒に行くかという感じで一緒に来たのですが、ここ何日間か一緒に過ごし、色々と話し合った結果、取りあえずカーニバルまで一緒に行くかという事になりました。そして、カーニバル期間中は、値段が数倍に跳ね上がるホテルでは無く、サルバドールでアパートを借りてシェアする事にしました。

誰かと一緒だと旅をするのがかなり楽になります。宿代も安く上がるし、移動の時等に荷物を置いてトイレに行く事も出来ます。そして、何よりも一人より二人の方が安全です。しかし、その反面、二人で居るとどちらかのペースに合わせなければなってしまいます。いくら旅先で仲良くなったからと言っても、所詮は会って数日の関係。育ちも違えばお金の使い方も違う。僕はホームページをやりながらやっている事もあり、どちらかと自分一人のペースで旅をしていた方が楽だったりするのですが、ダイチ君と一緒だとその様な心配くが全く無く、かなり気楽に二人旅が出来ます。僕らは二人で居る事のメリットをだけを利用し、実はお互い好き勝手に旅をして、バスの席でも隣同士には座らないし、一緒にどこかに行っても適当にバラバラで歩いています。だからと言って話をしない訳ではなく、毎日、馬鹿な事ばかり話しながら楽しくやっています。マチュピチュに一緒に行ったリョウ君もそうでしたが、こういう関係は一緒にいて凄く楽です。その先にはそれぞれの予定がありますが、少なくとも僕らはこれから一ヶ月近く、一緒に旅をする事になります。あまり二人旅が長いと再びやってくる一人が辛そうな気もしますが、タダでさえ予想の出来ない日々の連続。そんな事はあまり深く考えない様にしてとにかくカーニバルまでは思いっきり二人で旅を楽しもうと思います。

高所は明日で最後。早く暖かい所に行きたい!