2006/2/26


昨夜も圧倒されっぱなし。

カーニバル3日目の昼。すっかり昼夜逆転の生活が始まるかと思っていたのですが、やはり昼間は暑過ぎて1時には目が覚めてしまいました。昨夜の喧噪から一夜明けたサルバドールの街は再びのんびりとした昼間の顔へと戻り、今夜やって来るお祭り騒ぎにむけ人々は思い思いの時間を過ごしています。

僕はこのカーニバルの昼の時間も中々気に入っています。特に何もやる事は無いのですが、体力の回復には十分な時間がだし、どんなにダラダラしていても必ず夜にはカーニバルがあるので全く時間を無駄に過ごしている気がしません。これは僕以外の人達にとっても同じ事。昼寝をする露天商達。ビールを大量に買い込む若者。通りのバーで既に酔っぱらっている観光客。ビーチで和む人々。ここに居る人達にとって昼間はまさに究極のリラックスタイムです。普通のイベントなら一夜明ければ撤収準備というのが当たり前ですが、1週間も続くカーニバルでは今の所どんなに遊んでいても終わる気配が全く感じられません。昼も夜もカーニバル漬け。

カーニバル2日目の昨日もホテルのあるバーハ地区で夜遅くまで遊び回っていました。夕方4時半にはバンドの乗ったトラックが走り出し、7時には既に大騒ぎ状態。人は昨日よりも格段に多く、バンドの通る海沿いの道まで辿り着く事も出来ませんでした。とにかくみんな飲みまくって思いっきり踊っています。とても楽しそうに。しかもバンドが何の曲を演奏しても必ず大合唱になります。出演しているバンドが有名な人達だからなのか、誰でも知っている曲をカバーしているのか良く分かりませんが、大人から子供までみんなが歌いながら踊ります。そしてこのテンションは朝まで全く変わりません。本当に凄過ぎる。


恐らくブラジル人はこの為に1年かけて準備をしている。

この2日間でカーニバルとはどんなモノなのか大分分かってきました。バンドの乗ったトラックはバーハ地区のビーチの端から海沿いの通りを数キロに渡って演奏しながら走ります。大型トレーラーを改造して作ったこのトラックはかなり手の込んだモノが多くとにかくド派手。様々なスポンサー広告が貼られたボディーに色鮮やかな電飾でバンド名がキラキラと光っています。更にスポットライト等の照明も仕込んであり、まさに動くクラブ状態。そしてカーニバル参加者は自分の好きなバンドのユニフォームを買うと、一緒にトラックに乗ったり、トラックの前後に設けられたサポータースペースで踊りながらカーニバルに参加する事が出来ます。バンドの人気によって値段に差がある様ですが、大体2000円〜5000円。意外に高い。しかしこのユニフォームを半数くらいの人が着ています。陸上用のタンクトップの様なそのユニフォームはどれも形は同じなのですが、バンドごとに色やデザインが違い一目見ただけでそのバンドのサポーターだと分かる様になっています。そしてサポータは襟を切ったりして思い思いにリメイクして着ています。バンドの周りは同じ服を着たサポーター達で完全に埋め尽くされており、やはりその周りが一番盛り上がっています。


7時で既にこの盛り上がり。

海沿いの道にあるレストランやホテルは2階に足場が組んであり、そこにはリッチな観光客用の見物スペースやテレビの生中継ブースみたいなモノも作ってあります。基本的にバンドは演奏しっぱなしなのですが、そのブースの前やいくつかの交差点で停まって何曲かライブをやります。サポーターでは無い人達は基本的にここで踊ります。ただバンドは暫くすると行ってしまうので、その後はビールを飲んだり、バーのスピーカーから流れる音楽に合わせて踊ったりして次のバンドが来るのを待ちます。この繰り返しが延々朝まで続きます。とにかく踊りっぱなし。

僕らは9過ぎに街へ繰り出したのですが、行く前に大分酔っぱらってしまったせいもあって昨日は1時までしか持ちませんでした。恐らくカーニバルのピークは大体3時から4時頃だと思います。今日はそこまで頑張ろうと決めていたのに、本当に情けない。しかしこのカーニバルに長時間いるのは実際かなりキツいです。夜が深くなって来るにつれ、街は大量の酔っ払いと大量のゴミで埋め尽くされ、至る所が公衆トイレと化しています。休憩スペースが全くない。それでもみんなはおかまい無しで踊り続け滅茶苦茶な状態になっています。でもこれが多分カーニバルの面白い所なんだと思います。僕はそれが見たくてここへやって来ました。楽しい事しか考えていない人達が最高に楽しい事だけにどっぷり浸かって1週間過ごすとどうなるのか?折角最初から最後までいるんだから、その様をしっかりとこの目に焼き付け、自分も出来る限りどっぷりとカーニバルを楽しんでやろうと思っています。

しかし僕らのホテルは会場のド真ん中にあるので、簡単に戻って来る事が出来きてしまいます。これが昨日の敗因。ちょっと一休みのつもりでハンモックに揺られていたら、気付くと4時を回っていました。外はまだガンガンに盛り上がっていましたが、さすがに出る気にもなれずそのまま寝る事にしました。

日記を書いているうちに外では3日目のカーニバルが始まっています。しかしまだ我慢。今日こそは朝まで思いっきり遊んできす。行くぜ3日目!