2006/2/21


こんな一日もここではアリ。

いつもの様に蒸し暑さで目を覚まし、窓を空けると空は当間の様に今日も晴れていた。目の前の廊下に飛び降りてハンモックに寝転がると、太陽がもう大分高い位置から僕を見下ろしていた…昨日も思いっきり遊んでしまいました。

僕らがレイブ会場へ着いたのは夜中の一時過ぎ。途中全く前が見えない真っ暗の山道を月明かりだけを頼りに20分程歩き辿り着いた会場は、昼間にはやっていなかったビーチ沿いのクラブでした。一昨日より人は入っていませんでしたが、流す音楽は前回よりも格段に良く、またもやフラフラになるまで踊ってしました。朝日は見ずに帰ってきましたが、村へ辿り着いた時にはすっかり夜が明けていました。しかし相変わらず街でもまだ宴は続いていました。本当にこの街には遊んでいる人しか居ません。

そんな訳で今日もビーチに行こうと思っていたのですが、朝ご飯を食べ終わった頃にはもう3時だったので、一日中ホテルでのんびりする事にしました。ハンモックに揺られながら本を読み、ホテルにいる可愛い女の子(子供)をからかっているうちにもう夕ご飯の時間になってしまいました。買い物の為に外へ出るとホテルの中の静けさが嘘の様に外は音楽と陽気な人々の笑い声に満ち溢れていました。ここに住む人々はいいヤツばかりです。治安も最高にいい。そしてこの村の人々はいつも大体同じ場所にいます。一日中家の外に座ってビールを飲んでいるおっさんや、僕らを見つけるとどんなに遠くにいても「ジャッパーン」と声をかけて来る黒人のガキ。通りに溜まっているバイクタクシーの兄ちゃん達。広場でアクセサリーを売っているヒッピー達。いつも同じ顔なので自然に顔見知りが増え、徒歩3分のスーパーを往復するだけ色々な人と挨拶を交わすようになってしまいました。

ブラジル人のコミュニケーションの基本は拳を握って親指を立てる、いわゆる「グッドサイン」です。何でもかんでも取りあえずこの「グッドサイン」。日本でこんな事をやったら「いつの人?」とか「チョット危ない人?」と思われそうですが、こっちではコレが最先端なのです。例えば…

1.バス停にて                               僕「このバスはセントロに行く?」                     運転手「(グッドサイン)」

2.ホテルの前にて                             黒人のガキ「(遠くから)ジャッパーン!」                  笑いながら段々と近付いて来るガキ                    僕・ガキ「(グッドサイン)」

3.スーパーの前にて                            ストリートチルドレン「そのパンちょっとくれ!」              ちぎってチョットあげる僕                         僕・ストリートリルドレン「(グッドサイン)」

といった具合にグッドサインはブラジル国内では超日常的に使われています。ボリビアでもかなり浸透していたのですが、ブラジルでは男性はほぼ100%。女性は80%くらいの確率で会話の中にグッドサインを必ず入れてきます。僕はマチュピチュへ一緒に行ったリョウ君がブラジル仕込みの(彼はボリビア、ブラジルを抜けてペルーへ来ていた)グッドサインをそこら中で出していて、ことごとくペルー人に無視されていたのを見て半信半疑に思っていました。だって親指を立てるこの動作が何だか恥ずかしい。しかしいざそれに慣れてみるとこんなに楽なモノはありません。何でもかんでも取りあえず「グッドサイン」。始めはビクビクしながらやっていましたが、今は親指一つで大体の事が片付けられる様になりました。

そして今日の晩ご飯もグッドでした。

カーニバルまであと3日。