2006/2/17


さらば僕らの城。

突然ですが僕らは移動する事にしました。といってもカーニバルを諦めた訳ではなく、カーニバル中の宿が決まった事で、やる事が完全に無くなってしまったからです。しかもサルバドールに来てから僕らは日本人であるが故の面倒臭さをかなり感じています。僕らはこの街で恐らく唯一の日本人として完全に浮いています。旧市街でもそうだったのですがサルバドールは黒人の割合がとても多いせいか治安の悪い街で、ポルトガル語が話せない日本人は完全に彼等のカモとして見られています。「チーノ」攻撃は南米の中でも一番ひどいし、日本人と見るとやたらと絡んで来ます。しかもこの街の黒人はホテルにも平気で上がり込んで来るなど、どこよりもしつこい。そして昨夜、いつもホテルの前にいるストリートチルドレンに飲んでいたジュースをくれと言われて断ると「F××k Off!」といわれ、僕らは完全に頭に来てしまいました。後で考えると上げれば良かったかなと思ったのですが、なんでそこまで言われなければならないのか?旧市街よりはマシかと思われたこの街でもこういった屈辱的な場面に多々遭遇し、僕らはカーニバルまで殆どやる事のないこの街で、あと1週間も生活する気力が完全に無くなってしまいました。

そんな訳でホテルも決まった事だし、この1週間を有意義に使う事にしました。向う先はカーニバルの後に行こうと思っていた「トランコーゾ」というビーチリゾート。サルバドールからバスで12時間の距離にあるトランコーゾは「南米のイビザ(スペインにあるクラブばかりある島)」と呼ばれている程ビーチでのレイブパーティーが盛んな場所で、毎日の様にパーティーが開催されているそうです。昨夜の出来事で完全にやる気を失いかけていた僕らは「ここに行けば必ず面白い事がある」と話が盛り上がってしまい、勢いで行ってしまう事にしました。

朝一でバスターミナルへ行き、サルバドールとトランコーゾの手前にあるポルトセグロという街まで行く夜行バスのチケットを往復で買いました。再びこの街に戻って来るのはカーニバルの初日、23日の朝。この数日で街の感じは大体分かったし、宿が決まっていればカーニバルでごった返していても楽にこの街へ戻って来られると思います。しかし今は勢いでダイチ君の提案にノってしまった事に少し後悔しています。向こうでの滞在費はこちらに比べ安いとしても、往復のバス代を入れれば、明らかにここでじっとしている方がお金の節約になります。昨日はお金が無いと言っておきながら、今日にはまた無駄なお金を使ってしまいました。確かにこの街であと1週間かぁ〜と考えると、実際問題しんどいというのはあります。でもここに泊まると決めた今はいくらそれまでは退屈でもジッとその日を待つベキだったという気がします。

でも往復でチケットを買ってしまったので仕方が無い。今からキャンセルしてもダイチ君が困るだろうし、行って詰まらないという事も無さそうなので、最大限に節約しつつカーニバルまでの1週間を有意義に過ごして来ようと思っています。まあ何とかなる!

そして僕らは今日も野菜を食べてからバスターミナルへ向いました。

カーニバルまであと7日。