2005/12/5


今日もビーチを独り占め

あなたがもし、日本での嫌な事を何もかも忘れてのんびりしたかったら、大切な
人を誘って、この村に来る事をオススメします。バックパッカーの秘境ビーチ、
シボリテ、メキシコシティーに続き、またもやいい場所を発見してしまいまし
た。

たった三日で村の殆どの人の顔を覚えてしまうくらい小さなこの村では、旅行者も地元の人も一緒になって一日中、海と共にのんびりと過ごしています。ハンモックに揺られて本を読んだり、お店の前にたむろして昼間っからビールをのんでいたり、僕も宿が変わった事で快適さが十倍増し。すっかりこの村のリズムに体が馴染んでしまいました。

しかし、ここでの最大宿泊日数は三泊と決めていたので、明日にはこの街を出ます。名残惜しさはかなりありますが、今は少しでも前に進むもうという気持ちの方が強いので、僕の「また来たいリスト」に残しておいて、次にコマを進めようと思います。

昨夜はビーチで開催されたレゲーパーティーに行ってきました。パーティーと
言っても真っ暗なビーチのど真ん中に小屋を立ててレゲーを流している、いわゆ
るレゲーバーという感じで地元の人々と旅行者が入り交じって中々、いい雰囲気
でした。飲み物は1杯100円のビールと、飲み放題のテキーラのココナッツミルク割。地元の子供達やおじいさん、そして、各国から来たバックパッカーや犬も混じって、みんなで飲んで、レゲーで踊り、誰かがたき火を始めたり、太鼓を叩き始めたり。そして、ちょっと疲れて音から離れれば、そこには満点の星空と静かな波の音が待っている。気付けば夜中まで砂だらけになって遊んでいました。

そして、ここで一人の旅人と仲良くなりました。彼の名はエリベルト。プエルトリコから来たバックパッカーです。ここから僕と同じルートで中米に向かうという彼は、途中でボランティア活動等に参加しながら、自分の視野を広げる為に旅をしているそうです。33歳。プロの舞踏家。今日はその彼と一緒に一日、ビーチでのんびり過ごしていました。会話は片言でしたが、意外と気が合い、お互いの文化の違いや宗教についてなど色々と話をしました。

今日も海はとても静かで、空はとても青かった。そして、夕日は三日とも違う表情で太平洋に沈んでいきました。

 海と空ここにはそれしかありません

別れ際に、アドレスを交換して、これから街を出ると言う彼を見送りました。ま
だまだ話したい事はたくさんあったけど、僕にはその語学力がなかった。もう少
し、スペイン語も英語も勉強しなければ。でも、この旅に出て初めて外人の友達
が出来ました。

メキシコでは中南米から来たバックパッカーに良く会います。スペイン語を母国
語とする彼等は自分の国の言語で中南米の殆どの国を旅する事が出来るからで
す。旅をする事が出来るという事は、中南米に住んでいても、それなりにお金を
持っている人だと思いますが、それでも彼等が持っているお金は僕ら日本人に比
べたら決して多くない金額だと思います。それだけに彼等は旅をする事で必死に
何かを吸収しようとしています。様々な文化に触れ、様々な国の人と話をして、
広い世界をもっと知ろうとしています。そういうガッツは中々日本人の旅行者か
らは感じる事が出来ない部分なので、僕は見習うべき点だと思いました。

でも、母国語を話ながら自由に旅が出来たら本当に楽しいだろうな。友達もたくさん作れると思うし、もっとお金もかけずに旅が出来ると思います。しかし、残念な事に日本語はどこでも通じない。実は最近、本気で学校に通ってスペイン語を勉強しよう考えています。ペンション・アミーゴで聞いた所に寄ると、グアテマラで安く学校に入れるそうです。メキシコシティーで色々な情報を仕入れ、先の予定が少しずつ立てられる様になってきた事で、段々と旅を楽しむ余裕が出てきました。

明日は移動日。朝からまた忙しくなりそうです。