2005/12/28

風邪も3日目でちゃんと完治し、再び旅が動きめ始めました。目指すはカリブ海の小さな港町リビングストーン。標高1520mの高原都市、アンティグアから一気に0mまで8時間の旅。ベリーズとの国境近くにあるこの街はグアテマラ最大の湖、イサバル湖までバスで行き、そこから船でデュルセ川を下ります。ディルセ川がカリブ海に注ぎ出た所にあり、回りは全てジャングル。まさに陸の孤島の様な街です。ここにはガリフナ族と呼ばれる、スペイン占領時、中米へ奴隷として連れて来られた黒人の子孫達が暮らしており、公用語も英語と言う、グアテマラで最もグアテマラらしくない場所らしい。クリスマスが無かった分、年越しくらいは楽しく過ごしたい僕はここで年末年始に繰り広げられるフェスティバルに参加して来ようと思っています。

今まではグアテマラのバスに乗るのがどうも苦手だったのですが、今日は運良く快適な1等バスに乗る事が出来たので、無事、カリブ海の夕焼けに間に合いました。

アンティグアのペンション田代を朝8時に出発し、まずは首都、グアテマラシティーへ向いました。ここは首都なのに殆どの旅行者が宿泊する事を避けるという悲しい街です。観光名所の少なさに反比例して危険度が高いので、誰も行かないのですが、アンティグアから長距離バスを利用する際はこの街を経由しなければならない。降りる直前までバスを降りた所から目指すバス会社のターミナルへの行き方を地図で確認し、いざ街に降り立ちました。バスは地球の歩き方の地図とは全然、違う場所までしか行かず、ちょっと焦りましたが、とにかく立ち止まらずに歩け!と自分に言い聞かせ、歩き続けました。

確かにこの街は日曜日なのに中心部以外は殆ど人気が無く、殺伐としていました。出来れば泊まりたく無いというのはよく分かる。しかも、この街はバス会社によってターミナルが分かれているといく面倒な作りになっていて、行ってから考えるという事が出来ません。湖の街、リオデュルセまでも複数の会社がバスを出しているようで、田代さんに教えてもらった会社を選びそこへ向うと、全く違う会社のターミナルがありました。しかし、そこでも同じ路線を出していたので、ここを選ぶと運良く1等バス。僕はてっきり長距離もあのチキンバスだと思っていたので、これはラッキー。メキシコ並みの快適さでした。そして、バスの窓から見えた景色が乾いた高原の風景から段々と熱帯雨林の濃い緑へと変わって行く様がとても奇麗でした。

この国で一番の見所は?と言われたら、それは「バスから見える景色」だと思います。殆ど人間の手が加えられていない美しい景色が大パノマラで延々に続くこの風景はメキシコでは見る事は出来ませんでした。しかも、この国は砂漠の様なメキシコの景色とは違い、色鮮やかで凄く変化に富んでいます。バスに乗ると僕はいつも夢中で外ばかり見ています。今日はバスが快適だった事で、とても機嫌が良かったのか、気付いたら写真をたくさん撮っていました。しかも、カリブ海を見るのは生まれて初めて。奇麗さを期待してはダメとガイドには書いてありましたが、汚くたってカリブ海はカリブ海。まだ見た事が無いという方も多いと思うので、寒い日本にいる皆さんを、一緒にカリブ海までお連れ致します。

Let's go to Caribbean sea!