2005/11/28

気付けばメキシコシティーの日本人宿、「ペンションアミーゴ」での生活が1週間も続いていました。旅に出てからまだ2週間。その殆どをこの宿で過ごしてしまいます。毎日、ヤバいヤバいと思いながらも、何かしら楽しい事があり、日に日に腰が重くって来ています。多分、これを沈没というのだろうな。といっても、僕はメキシコだけに来た訳ではないので、ここで沈没する訳にはいかないのです。まだ1カ国目だしね。

そして、ずっと探していたここを出るキッカケが見つかったのでそろそろ先に進む事にしました。

僕がここを出る気になったのは、単純に仲の良かった友達が今日、これから出発する事になったからです。その友達とは、昨日、一緒にレゲーフェスに行ったタカシ君。彼は僕と同じ世界1周の最中で、メキシコから真横に世界を回るそうです。今日、これからキューバへ向け旅立ちます。

某有名大学を卒業したタカシ君はこの旅で、オーストラリアの原住民、アボリジニーの楽器であるデジュリジュ(あってる?)に出会い、その魅力に取り憑かれてしまいました。毎日、宿の屋上で口に跡がつく程、デジュリジュを吹いています。元々、音楽好きだった事もあって仲良くなったんですが、旅の目的が一緒だった事もあり、あっき君と一緒によくつるんでいた仲でした。

ヨーロッパで暫くバイトをすると言っていたので、彼とはまた何処かで会えそうです。そして、会った時にお互いがどうなっているかがとても楽しみです。

これからキューバ、ジャマイカで大騒ぎしてくるという彼の出発を知り、ようやく僕も重い腰を上げる事にしました。明日は月曜日なので諸々、ここでやるべき事を片付けて、明後日か明々後日にはここを出ようと思います。

次の目的地はメキシコのビーチ!

太平洋側にあるプエルト・エスコンディート(隠れた港町という意味)という街へ向かいます。のんびりとしたかなりいい所らしいです。また、沈没の予感が致しますが、この先、海に出る予定が当分ないのでここで行っておく事にしました。

ここでは真っ白なビーチで日本とは逆の太平洋に沈む夕日が見えるそうです。ここに3泊程したらオアハカという遺跡なども回りに多い、高原都市へ向かいます。そこから一気にグアテマラに入り、ゆっくり中米を下ろうと思っています。

ってそんな事は行く前から考えていたのですが、まだメキシコシティーです。

これだから旅は面白いのかな。

そしてたった今、タカシ君はバックパックにデジュリジュを持って去って行いきました。

彼はこれからどんな旅をするのだろうか?

ディジュリジュとバックパックを背負った彼の後ろ姿が刀を持った侍の様に見えました。