2005/11/27

「ROOTICAL SESSIONS」

聞いただけで楽しそうなそのレゲーイベントはメキシコシティーの中心部からバスで1時間以上も離れた郊外の街で行われました。

僕とタカシ君ともう一人のレゲー好きな旅人3人で参加したのですが、言われたままにバスを乗り継いで来たら、こんな所まで来てしまったと言った感じだったので、最初はかなりビビっていました。そして、途中で同じイベントに行くという若者に出会い、彼らについて会場へ向かいました。

ゆったりとしたレゲーのリズムが近付いてくるに連れ、回りにドレッドヘアーの若者達が段々と増えてゆき、会場の前に付くとメキシカンラスタ達で既に大変な盛り上がり。僕らは会場はどこかのライブハウスだと思っていたので、まず外だった事に大喜び。そんなに規模もデカくなくて、かなりローカルなイベントだったと思うので、当然、日本人などいる訳も無くかなり浮いていましたが、気付けば音楽好きはみんなアミーゴと言った感じで思いっきり楽しませてもらいました。

イベントには、計4つのレゲーバンドが出演し、どれも凄く良かった。中でもこのフェスのトリでもあるISRAEL VIBRATIONが最高でした。ボーカル二人組のこのユニットは二人とも小児麻痺で歩く事が出来ず、松葉杖をつきながらレゲーを歌い、時には観客と一緒になって松葉杖を使って踊ります。彼らのダンスで会場も更に盛り上がり、もう大変な事になってました。

メキシコではメキシカンレゲーのコーナーがある程、レゲーは人気があるらしく、若者の文化に浸透している様です。この会場にいたのはそんなレゲーを心から愛するメキシカンラスタ達でドレッドヘアーが凄く似合っていて、かっこ良かった。女の子も「どこにこんな子隠れてたの?!」っていうくらいカワイイ子がいっぱいいました。セキュリティーは厳しかったですが、中に入れば完全に何もかも自由なこの音楽の空間で、みんな楽しそうに踊り、笑っていました。メキシカンゲレーの名曲の様な物もやっていたらしく、会場の客、全員で歌っていました。

日本にはこうやって大声で歌える自分の国の歌があるだろうか?

海外のイベントには初参戦なので、最初はビビっていましたが、踊り疲れて後ろの方で座ってその様子を見ていたら、日本の野外フェスの雰囲気と変わらないなと思いました。ただ違うのはこれがメキシコっていうだけなんだなって。そして、このまま旅を続けてまたこんなフェスに出会えたらいいなって思いました。