2006/10/10


幻のジャマイカンヴィレッジ

ラスタ教とは近代エチオピア建国の父、故ハイレ・セラシエ皇帝をキリストの再来と信じる新興宗教で、その基本精神は「LOVE & PEACE」。自然に逆らわずに生きる彼らは髪の毛を切らず、食事は菜食主義。そしてラスタと言えば忘れてならないのがボブ・マーリーとマリファナ。僕がラスタについて知っている数少ない知識を具現化すると、ある意味その聖地であるジャマイカンヴィレッジは最高の場所…


…な筈でした

シャシャマネからミニバスで15分程の所にあるジャマイカンヴィレッジは確かにラスタの村でしたが、噂通りそんなに面白い場所では有りませんでした。ラスタカラーの教会はゴンダールで見たエチオピア正教の教会の方がよっぽどラスタカラーだったし、お目当てのお土産屋さんも村で一軒しか発見出来ませんでした。しかもバカ高い。

到着早々、勝手にガイドをしてくれる若者達に付きまとわれ教会を見て回りました。奇麗に整備された広い敷地内にミサの時に使うライブステージが2つも有り、壁のあちこちにハイレ・セラシエやボブ・マーリの絵が描かれていました。ラスタカラーの教会は僕がイメージしていた物とは全く違い、ただのコンクリートの建物でした。しかしその入口には注意書きの看板が立っており、服装の決まりや館内禁煙等いくつかの禁止事項と共に「マリファナはオッケー!!」と書かれていました。

さすがはラスタ教。

どうせならゆっくり見たいと思っていたのに一緒に付いて来たヤツらがあまりにウザく、一通り写真を撮って15分程で教会を出ようとしました。しかしここで「写真1枚につき5ブル(80円)だから8枚で40ブル(640円)払え」と言われ、入場料が5ブルだと聞いていた僕等は若者達と言い争いになってしまいました。結局、撮ったデジカメの画像を全部削除。二度と来るか!と、10ブル払って外に出てきました。

その後はお土産屋を覗くも、これと言っていい物はなく値段も異常なくらい高くて話になりませんでした。滞在時間僅か1時間弱。取りあえず来たという事で納得した僕等は帰りは歩いてシャシャマネまで戻りました。


Lake Awasa

薄々は分かっていた事ですが、午前中で全ての予定が終了してしまった僕等は、もうこの街には用は無いと荷物をまとめ、シャシャマネからミニバスで30分程の所にあるアワサに移動しました。ここは昨日、さっこが向った街でアワサ湖の湖畔に広がるのんびりとした所でした。

取りあえず湖を観に行くかと二人で歩いていると、早速、さっこと今日、アジスからこの街にやって来た相良君と道でばったり再会しました。

まさかこんなに早く顔を合わせる事になるとは…

という訳で夜はみんなでご飯を食べ、明日の移動に備えて早めの就寝となりました。

明日は再び早起きしてここから8時間程行った所にあるアルバ・ミンチという街に向います。ガンモ・ゴファ州の州都であるこの街は、エチオピア南部最大の見所である少数民族の村巡りの玄関口となる街。これまでは全くその姿を見る事が出来なかった彼らにいよいよ会えるのかと思うと凄く楽しみです。

よーし!明日も4時起き!!