2006/1/31


5カ国目、ボリビア入国!

無事に5カ国目、ボリビアに入国致しました。僕とダイチ君はブラジルのビザを取得する為に首都、ラパスへやってきました。クスコの街を更にボロボロにした様な感じのこの街は世界一標高の高い首都として知られており、標高はナント3660メートル。しかも、山の斜面を利用して作られたこの街は殆どが坂道でちょっと歩いただけですぐに息が切れてしまいます。そして、高山病に弱い僕としてはハッキリ言ってかなりキツいです。国境からラパスへ向うバスの中で標高4028メートルの看板を目撃した辺りから胸が急に苦しくなり、その症状が今現在も続いています。そして、高山病の影響なのか肩こりもひどいです。ここの所、ずっと高所を移動しているので、怠さや頭痛には常に悩まされていましたが、今回の様なキツさは初めてです。毎日、寒いし、一日に一回は雨が降るしで動くのがかなり面倒になってきています。早くビザを取って山を下りたい。そして、早く暖かいブラジルに行きたいです。


どこから見ても奇麗なチチカカ湖。

僕らがプーノの街を出たのは11時過ぎ。まずは小さなローカルバスに乗って国境のあるデサグアデロという町に向いました。チカカ湖沿いを走るこのバスからの眺めは最高でした。チチカカ湖は僕がグアテマラで行ったアティトラン湖の滅茶苦茶デカイ版の様な感じで、湖の回りには大小様々なインディへナの村があります。彼等は湖畔の湿地帯に家を建て、畑を耕し、羊や牛などの動物を飼って暮らしています。もちろん家や畑ははちゃんと地盤の固い部分に作られているのですが、回りはどこまでが湖で、どこからが彼等の居住区域なのが分からないくらい、そこら中が水浸し。しかし、所々にある広い草原では、放牧した羊とのんびり過ごすインディへナの人々が見えたり、突然、大きな集落が現れたりと見ていて飽きる事がありませんでした。そして、チチカカ湖はどこから見ても奇麗でした。


国境の町、デサグアデロ。

国境の町、デサグアデロに着いたのは午後2時。寂れたバスターミナルのすぐ横がペルーとボリビアの国境でした。チチカカ湖を経由してボリビアに入るには2つのルートがあります。一つはチチカカ湖にあるヤングーヨという町からボリビア側の町コパカパーナへ入るルート。こちらは南米の中で最も楽な国境として旅行者の間で知られており、殆どの人がこのルートでボリビアに向います。しかし、僕らは時間もお金もかかるこのルートを避け、もう一つのかなりマイナーな国境からボリビアへ入国しました。おかげで出入国の手続き自体はそれ程、大変ではありませんでしたが、ダイチ君はボリビアのイミグレで賄賂を取られ、僕はペルーのイミグレでこれから出国するにも関わらず、荷物を全部空けられました。しかし、グアテマラに入った時の比べれば、時間的には全てがスムーズに終わったので、チョット拍子抜け。そして、無事にどこが国境線だか良く分からないチチカカ湖にかかる橋を渡って5カ国目、ボリビアへ入国しました。


この後、ダイチ君はイミグレで賄賂を取られる!

ボリビア側の国境の町はペルー側の町にも増して寂れていました。町に一件しか無い両替所でペルーの紙幣、ソルをボリビアの紙幣、ボリビアーノに変え、バスで首都、ラパスへ向いました。(1ドルは約8ボリビアーノ)


南米一貧しい国、ボリビア。

チチカカ湖沿いを走るバスからの景色はペルー側で見た景色とそれ程、変わりませんでしたが、湖を離れるとアッという間に果てしない大平原に景色が変わり、遠くに見える山々の頂きには雪が積もっていました。コンドルを見に行った時に雪山は見ましたが、どこまでも雪山が連なったこの景色は、比べものにならないくらい奇麗でした。そして、南米一、貧しい国と言われているボリビアだけあって、時々見える町の景色はどこも寂れていて、人影もまばらでした。首都、ラパスへ向うバスの中で、新しい国にやって来たという実感が沸々と湧いてきました。


世界最高所の首都、ラパス。

果てしなく続く大平野を走り続ける事2時間。バスはようやくラパスへと辿り着きました。丘の上から見えたこの街の景色はとにかく奇麗だった。山の斜面にへばりつく様に赤茶色の家々がどこまでも広がっていた。そして、その中にはペルーでも殆ど見かける事が無かった高層ビルも建っていました。この国にこんなに大きな街があった事にもビックリしましたが、標高3000メートルを越えるこの場所にこれだけの人が住んでいる事にもビックリ。あまり奇麗とは言えないこの街は、そこら中に露店が建ち並び、夜遅くまで多くの人々で賑わっていました。まるでアジアの混沌とした感じ。体調は今一つですが、僕はとても気に入りました。

二人で早速、街へ繰り出すと、まるで「肉じゃが」の様な食べ物を売る店を発見しました。そして、その前で美味しそうに肉じゃがを食べる日本人に出会いました。結局、その食べ物は肉じゃがとは全然、違う食べ物であまり美味しく無かったのですが、偶然、そこで出会った僕らは一緒にご飯を食べに行きました。彼の名はヒロさん。東京出身でかなりファンキーな35歳。東京で実家の仕事を手伝う傍ら、クラブ関係の仕事もしているヒロさんは、お金を貯めてはちょくちょくと海外を旅しているそうです。出会った場所が場所だし、出会ったヒロさんもかなり面白い人だったので、僕らは食事の後、ホテルへと移動し、結局、夜遅くまで遊んでしまいました。明日はビザを取りにブラジル大使館へ行ってきます。起きたら体調が良くなっているといいな。