2006/1/29


さらばクスコ!

大分、居心地の良かったクスコの街をようやく出発し、ボリビアとの国境近くの街、プーノにやってきました。始めは4、5日程度と考えていたマチュピィチュ見学ですが、気付けば一週間もかかってしまいました。マチュピチュが予想以上に山奥にあったという事もありますが、ペルーの中でも独特の雰囲気を持つクスコの街がとても気に入っていたとうのが大きかった様な気がします。

そして、僕はまたしても二人で旅をしています。リョウ君に続く旅のパートナーはペンション八幡で知り合ったダイチ君。26歳。中南米を10ヶ月の予定で旅しているダイチ君は、リマで出会ったコウイチロウ君と同じく、英語とスペイン語の両方を操ります。そして、彼も多くの人とのコミニュケーションを目的に旅をしています。僕と同じくグアテマラからエクアドルのキトに飛び、残り4ヶ月で南米を回るそうです。僕らはボリビアの首都、ラパスでブラジルのビザを取得し、サルバドールのカーニバルへ向うまでのルートが殆ど同じなので、昨夜、宿のみんなで話をしている時に取りあえずラパスまで一緒に行くかという話になりました。ダイチ君とはマチュピチュ遺跡で初めて出会い、その後、宿でもちょくちょく話をしていたのですが、ちょっと面白そうな匂いがしていたので気になっていた人物でした。これから先の旅がまた面白くなりそうです。

仲良くなった宿のメンバーに見送られ僕らが宿を出たのが11時。宿の近くからタクシーを拾いバスターミナルへと向いました。ペンション八幡での滞在は、僕が今まで泊まった日本人宿とは全く違った経験となりました。僅か一週間の間でこんなにたくさんの日本人と話をしたのは初めてだし、自分と似た様な旅をしている人達にこんなにたくさん出会ったのも初めてでした。今まで全く情報が無かったアフリカの話も聞け、今頃になってですが、僕の頭の中で世界一周のイメージが見えてきました。

景色のいい昼間のバスに乗り8時間。プーノに着いた頃にはすっかり日が暮れていた為、チチカカ湖を見る事は出来ませんでしたが、バスの中で突然、現れたホテルの客引きに連れられ、一泊15ソル(500円)の中々快適な宿にチェックインしました。チチカカ湖は湖自体の美しさももちろんなのですが、その周辺で独自の文化を守りながら暮らすインディへナの村巡りが最大の観光スポットとなっています。これらの村へ行くは、自力で行く事も出来る様ですが、旅行会社のツアーに参加して行くのが一般的。共にツアー嫌いの僕らは、二人ともグアテマラのアティトラン湖で民族の村に行ったので、一泊して湖を見ただけで、すぐにボリビアに向おうかと思っていました。しかし、この街で偶然、ペンション八幡で知り合った女性軍団に出会い、ツアーの話を聞いていたら、二人とも気分が変わり、やはりツアーに参加して村巡りへ行く事にしました。

僕らがツアーで回る村は2カ所。プーノから船で40程行った所にあるウロス島という、何と藁を積み重ねて作った浮き島で暮らすインディへナの村と、そこから更に船で2時間行った、タキーレ島というチチカカ湖の中でも比較的大きな島。約1600人のインディへナが暮らすこの島には電気も水道も無く、人々は自給自足、物々交換で生活をしているそうです。でも、船で2時間って一体、この湖はどれだけデカイの?って感じですが、明日はまだ見ぬチチカカ湖と村巡りを思いきり楽しんで来ようと思っています。