2006/1/27


さらばマチュピチュ!

最終日のアグアスカリエンテスは一日中、殆ど雨でした。もし、凄く天気が良かったら、もう、1度マチュピチュに行こうかとも話していたのですが、お互い納得の上で諦めました。時間とお金を考えると、あまり現実的なアイデアとは言えなかったし、昨日は二度と来られないつもりで見にきたので、天気もいい方だったと思うし、一応、満足出来ました。

そんな訳でチェックアウトギリギリまでホテルで過ごし、その後は例のカフェで最後の一時を過ごしました。リョウ君とのマチュピチュ旅行は本当に楽しかった。数日前に旅で出会ったとは思えない程、お互い特に遠慮する事無く適当な感じで楽しくやっていました。まるで、日本にいる友達と一緒に遊んでいる様な感覚。僕らはこの後、クスコから別々の方向に向かいます。しかし、遠くに目指す目標は二人ともブラジルのカーニバル。ロンドンではお世話になる事も決定した事だし、お互い別々の旅をしながら、これからもいい友達で居られたらいいなと思っています。また、面白いヤツに出会ってしまいました。

帰りは同じ道のりをのろのろと走るバックパッカーズ号に揺られてクスコまで4時間半。黄色い光に包まれたクスコの街が一望出来る山の上に辿り着いた時には8時を回っていました。相変わらず寒いクスコへ戻り、安食堂で日替わりセット食べてから、荷物を預けていたペンション八幡へと戻りました。そして、その頃には次の予定が頭の中でハッキリと見えていました。

思ったより、マチュピチュで時間を使ってしまったので、ここからは本当に急ぎます。次の目的地は汽船の航行する湖では世界最高所、海抜何と3890メートルにあるチチカカ湖。回りを高い山々に囲まれたこの湖はただ、高い所にあるだけではなく、その大きさも半端では有りません。面積はナント琵琶湖の12倍もあるとても奇麗な湖です。古代から神秘の泉と崇められていた湖の周辺にはたくさんの遺跡もあり、独特な文化を持つ先住民族が多く暮らしています。そして、この湖はペルーとボリビアの国境にかかる湖でもあります。時間が無いのであまりゆっくりは出来ませんが、村巡りの基点となる湖畔の街、プーノへ移動し、湖に浮かぶ島で暮らす、民族の村を見に行って来ようと思います。僕のイメージとしてはグアテマラで見たアティトラン湖のデカイ版だと思っているのですが、民族の村に行くのは本当に好きなので、どんな所なのか楽しみです。そこで、1泊か二泊し、チチカカ湖のボリビア側の町、コパカパーナへ向います。

ペルーに来て約3週間。シンスケ君との二人旅から始まった南米1カ国目、ペルーの旅が間もなく終わろうとしています。この国に来て感じた事は、南米は僕が今まで見てきたメキシコやグアテマラとは全く違う魅力に溢れた所だという事。まず、大陸がデカイだけあって景色のスケールが半端ではありません。砂漠があればジャングルもある。そして、6000メートル級の山々が連なるアルプス山脈もあります。その中で暮らす可愛らしい民族衣装を身にまとったインディへナの人々も凄く面白いし、相変わらず陽気なラテンの血も健在です。エクアドルのキトに行けなかったのはちょっと残念でしたが、今はグアテマラからペルーに飛んで、本当に良かったと思っています。

さっき、宿のロビーで話したお兄さんも、アメリカだけの旅行予定を変更してペルーに来て、本当に良かったと熱く語っていました。これで最後と心に決めて日本を出てきた彼は、マチュピチュが見れた事を一生の思い出にして、帰国後に彼女と結婚するそうです。僕にもその気持ちが何となく分かる様な気がしました。この宿に居る人の話を総合しても、マチュピチュは絶対に訪れる価値のある遺跡だと思います。そして、ワイナピチュから見るマチュピチュはやはり最高の様なので、是非、あの山に登ってみて下さい。どんな人にとっても一生の思い出になると思います。

こうして、僕の2泊3日、マチュピチュへの旅は終わりました。