2006/1/22


いよいよマチュイチュが見えて来ました。

アレキパからバスで10時間半。マチュピチュへの起点となる街、クスコへやって来ました。バスはちょっと高めのを選んだので、かなり快適ではあったのですが、4000m級の山を越えてやって来た為、夜中は滅茶苦茶寒くて中々寝られませんでした。夜行バスのメリットは宿代が節約出来るのと、早い時間に街に着けるのと、乗る為に早起きしなくてもいいという所です。一応、寝る事は出来るし、気付けば次の街に着いているので楽ではあるのですが、ここ2回、夜行バスに乗ってみて、外の景色が全く見えないのをかなり残念に思いました。僕はあの堅苦しい席で無理矢理寝るよりも外を眺めていた方が有意義に時間を使える様な気がしました。ペルーの景色は見応えがあるし、アンデスの風景をもっと見てみたいというのもあるので、次のプーノという街に向う時は早起きして、朝のバスに乗ろうと思います。

クスコのバスターミナルに着いたのは朝6時。さすがに宿に行くには早すぎだと思い、本を読みながら2時間程時間を潰しました。それからタクシーを捕まえ目指す日本人宿に向いました。その名はペンション八幡。ドミトリー(相部屋)で一泊20ソルですが、現在はすいている為、宿泊者が一部屋に一人ずつ泊まっています。なので、実質はシングル状態。ドミトリーの醍醐味は全くありせんが、僕がここに来たのはマチュピチュへ向う為の情報収集と、もう一つ、自炊です。やっとあの大量の食材を使う事が出来ると思うと、居ても立っても居られず、チェックイン早々、気圧でパンパンに膨れ合った乾燥みそ汁を作りました。そして、お昼はレトルトのご飯とカレー。日本食は食べられるし、節約は出来るしで、クスコでの生活はかなり快適になりそうです。


Cuzco

この街はマチュピチュがある為、観光客が滅茶苦茶多く、物価が少し高いので、本当に大助かりです。今日は高山病対策の為、一日中、ゆっくりしていようと思っていたので、取りあえず最小限の買い物で、今ある、材料を如何に減らすかという事を考えながら、メルカドで買い物をして来ました。実は先日のチバイ以来、やはり高所に来るとちょっと頭が痛くなる様なので、ここで情報を集めながら2、3日ゆっくりしようと思っています。


インカ時代の街並がそのまま残っている。

とは言っても、この街は何だか面白そうで、今日も買い物ついでに、気付けばかなり歩いていました。かつてインカ帝国の主都として栄えたクスコは、太陽を神と崇めたインカの人々に取って、まさに世界の中心でもある街でした。周辺にはマチュピチュを始めインカ時代の遺跡が数多く残されており、当時の高度な建築技術によって作られた建物が今もそのままの形で残っているクスコの街自体もまるで遺跡そのもの様な印象を受けます。大地と同化する様に赤茶色に染まったこの街は、細い路地と坂道が多く、石畳の道が迷路の様に張り巡らされています。そして、都会的な感じは無く、どちらかというと貧しさが目につきます。完全に時が止まっている様な街。しかし、標高が高く、坂道が多いのでかなりキツいです。やはり無理は禁物。何事もゆっくり進めなければ。

実はクスコからマチュピチュまでは結構、距離があり、しかも電車に乗らないと行く事が出来ません。日帰りする事は可能なのですが、旅行者が乗れる電車が決まっている為、遺跡見物が出来る時間も限られています。僕はその手前にあるマチュピチュ村という所に2泊してマチュピチュ見物に臨もうと思っているのですが、マチュピチュ見物はとにかく値段が高いのでなるべく節約出来る所は節約して行こうと思っています。

最も一般的なルートはクスコからマチュピチュ村までの電車で行き、そこからバスで遺跡へ向うのですが、その電車代が往復でナント60ドルもします。しかも、片道だともっと高い。更にマチュピチュへの入場料が20ドル。これは学生証を使うと半額になる様ですが、それでも遺跡に10ドルはちょっと高い。これ以外にもバスで行けるギリギリの村まで行って、そこから電車に乗り換えるという手段もある様ですが、それでもそこからの電車代は往復40ドルくらいかかるらしい。更に、究極の貧乏手段として、その村から線路沿いを歩いて行くという手もあるらしいですが(これだと5ドルで行けます)、この高所で足場の悪い線路の砂利道を40キロ歩くなんてとても出来そうに無いので、僕は70ドルか40ドルのどちらかで行こうと思っています。しかも、往復で買わないとならないので、日程もしっかりと決めてから電車のチケットを買わなくてはなりません。やっぱりマチュピチュはゆっくり見たいというのもあるのですが、2月のカーニバルに間に合う為には、実はそれ程、のんびりとして居られそうも無い気もしています。明日にはどうするか決めてチケットを買わないとなぁ。何でも、全部自分で決めるって意外に大変です。