2007/4/8


バルコニーからの眺め

ハノイ最終日。目が覚めると朝8時半。

また寝坊かぁ…でもまだ間に合う!

大急ぎで服を着替え、朝市で賑わう通りへと飛び出しました。


働き者のベトナム人

ベトナム人はとても早起きです。曜日に関係なく街は朝から人やバイクで大賑わい。朝市を冷やかしながら大通りまで歩き、そこからバイクタクシーをチャーターしてホー・チ・ミン廟へと向かいました。


Lang Chu Tich Ho Chi Minh

ホー・チ・ミン廟があるのは大使館や政府関係機関が密集するハノイの丸の内的な場所のど真ん中。国会議事堂の様な形の建物の前には既に大行列が出来ていました。並んでいるのは外国人とベトナム人が半々くらいの割合。内部の写真撮影は一切、禁止。カメラや携帯を持って入る事も出来ません。

しかし、100メートル以上あった行列も内部で立ち止まる事が出来ないため、30分程の待ち時間で列の先頭まで来る事が出来ました。

一体、中はどうなっているのだろうか?

ワクワクドキドキ。


さすがは英雄

思ったよりも小さかった建物の内部はとても涼しく、部屋の真ん中には立派な棺が蓋の開いた状態で置かれていました。人の流れに従い棺の前に行ってみると、そこにはあたかも生きているかの様なホー・チ・ミンの姿。1969年に死んだホー・チ・ミンはその時の状態のままで冷凍保存されていました。てっきりパリのナポレオンの墓の様に建物や立派な棺だけの見学だと思っていたので、これにはビックリ。わざわざ飛び起きて来た甲斐がありました。

ホー・チ・ミンはフランス植民地からの解放運動を指揮し、独立後は最高指導者として活躍したベトナム建国の父。この国のお金は全て彼の顔が印刷されています。

社会主義の英雄と聞くと市民に歓迎されているのは独立当初だけという感じがしますが、彼は死後40年近く経った今でもこの国の人々から愛され、尊敬されています。ベトナム人にとってホー・チ・ミン廟は死ぬまでに一度は訪れたい場所なんだそうです。

まさに英雄。

朝から中々面白い物を見て大満足で宿に戻るとまだ10過ぎ。本当はもう1泊分払って夕方まで部屋をキープしようかと思っていたのですが、12時のチェックアウトに間に合いそうだったので部屋を開ける事にしました。

しかし大急ぎで荷物をまとめ一階のフロントへ清算しに行くと、トンでもない話を聞かされました。

今日はバスが出ない

えーーーーー!!!

何でも今日は日曜日でベトナムとラオスの国境がクローズしているそうです。これは毎週では無く「ごくたまに」だそうで、今日がまさにその「ごくたまに」の日でした。

マジかよーーー!!!

僕は完全に今日出発するつもりだったので、手元にベトナムのお金を僅かしか残していませんでした。それに散々歩き回ったこの街にも、ちょっとムカつくベトナムにももう用は無い。明日出発と言ってもまだ24時間以上。さすがにこのショックは大きく、笑いながら「部屋に荷物を置いて来い」と言う宿の兄ちゃんをよそに、しばらくロビーから動く事が出来ませんでした。

でも仕方が無い…

しかし、今日はどこにも行かないと決めて部屋でのんびりしていると、夕方、宿の兄ちゃんが部屋にやって来て、「やっぱりバスが出る事になったから今から行けるか?」と聞いてきました。

何だよそれ!

一瞬迷いましたが、荷物はほぼパッキングしたままの状態だったし、予定通り出れるならこれ以上両替をしなくて済む。それに今日の一件で更にベトナムにはウンザリしていたので「10分で行く!」と、兄ちゃんに次げ荷物をまとめました。

という訳でなんだかんだ言って予定通り。

しかし最後の最後までベトナムは僕に優しくありませんでした。