2007/2/22


ペントハウス

ビザ切れまであと3日!

イミグレのおっさんにはその事を分かっているか?と聞かれただけで難なく入国スタンプを貰う事が出来ました。

3度目の、そして今度こそ最後のインド入国!

空港を出た瞬間にまとわりついてくる物乞い。たった3メートル荷物を運んだだけなのにバクシーシを迫ってくるオヤジ。オレンジ色の妖しい明かり浮かび上がるコルカタの街。その中でうごめく人々の黒い影。もしもこれが初めてのインドならばタクシーを降りる足がすくんでしまう程の手厚い洗礼。

しかしこれが3度目ともなればどこか懐かしささえ感じるいつもの平和なインドの風景でした。そしてそれはまさに僕が求めていたモノでした。


Sudder Street

昨夜、コルカタに到着した僕とトモさんが一直線に向かったのはコルカタの安宿街であるサダルストリート。ご存知の方もいると思いますが、ここは未だにバックパッカーのバイブルとなっている「深夜特急(沢木耕太郎著)」にも登場する有名な安宿街です。

一体、どんな所だろうか?と期待に胸を弾ませて行ったサダルストリート。しかし僕のイメージしていたバックパッカーの聖地的な雰囲気とは異なり、どちらかと言うとインドのローカルストリートといった雰囲気でした。


メトロに乗って

僕がこの街で観光よりも真っ先にやならければならなかった事はあと3日で切れてしまうインドビザの延長です。この問題を一日でも早く片付けなければ、のんびり観光をする気にもなれない。という訳で、今日はその為に一日、街を歩き回っていました。


やたらに大きい

ビザの延長の為に僕が向かったのはコルカタのオフィス街の一角にある外国人登録事務所。正当な理由があれば1ヶ月の延長が可能とガイドブックに書かれており、僕はビザが切れる24日までにインドを出国するチケットに空席が無かったという理由を付けて延長を申し出ました。

しかし!

これは薄々分かっていた事だったのですが、ビザ切れ後の日付でも構わないので出国チケットを持っていなければ延長は出来ないと言われてしまいました。

僕の今後の予定はコルカタでビザを延長した後、24日までこの街を出て仏教の聖地であるブッダガヤへ向います。ここがインド最後の地。28日にブッダガヤに出来た新空港からタイのバンコクを目指します。という訳で、飛行機のチケットは恐らくブッダガヤで買った方が安いので向こうに着いてから買うつもりでした。

その事を延長理由を審査するおばさんに説明したのですが、出国チケットが無ければ延長は許可出来ずの一点張り。明日、そのチケットを持ってくれば、申請の受付をしてくれ、明後日にビザを貰えるとの事でした。

やっぱりダメだったか…


新旧混在

こうなったらチケットを買ってから明日に出直すしか方法は無い。

面倒くせ〜な〜。

本当なら1週間は費やしたいと思っていたコルカタ滞在。それがたったの3日になってしまい、その3日を面倒な事務的作業に全て奪われてしまうのは本当に勿体ない。それにわざわざこの為にしか来ないエリアまで足を延ばしたのに、結局、場所を確認しただけで帰るのも馬鹿らしい。

しかしたまたま持っていたガイドブックの地図を確認すると外国人登録事務所のすぐ近くにタイ航空のオフィスがある事を発見しました。サダルまで戻れば安いチケットを見付ける事が出来るのですが、ここで買えば今日中に申請が出来る!

よーし買う!

という訳で、早速、タイ航空のオフィスへ行き28日のガヤからバンコクへ向かうチケットを購入しました。お値段200ドル。ちょっと予算オーバーでしたが、これは仕方が無い。その足で再び外国人登録事務所へ向かいビザ延長の申請をしてきました。

受け取りは明日の午後。


赤レンガモール

これで最も心配だった問題が片付きました。そしてようやくインドを出るチケットを手にした事で気付きけば3ヶ月もかかってしまった西アジアの旅にはっきりと終わりが見えました。

僕もトモさんと同じで正直、まだまだインドに居たいです。始めは一周つもりだったのに結局見れたはその半分もありませんでした。想像以上にインドがデカかったというのもありますが、それぞれの街が全く別の国に来ているかの様に個性的で面白く、思わず滞在が長引いてしまいました。

それにインドにはゆっくりしなければならない場所もある。

バラナシやプシュカルなど聖地と呼ばれる街は長く居てこそ分かる魅力というのがあります。これは僕が旅した世界の国々では感じなかった事でした。


働くオトコ達

そして世界中どこへ行ってもこんなに人で溢れている国もありませんでした。都会に行っても、田舎に行っても、電車に乗っても、バスに乗ってもとにかく人だらけ。始めはまるで蟻の巣に放り込まれた様な気分でその忙しさに圧倒されっぱなしでしたが、その中でもみくちゃにされ、蹴飛ばされ、騙されているうちに段々とこの国で暮らす人々の顔が見えてきて、今ではすっかり居心地が良くなってしまいました。

おそらくコレがインドの魅力。

って、もう終わったみたいな事を書いてしまいましたが、まだまだインドの旅は終わってません!

明日はビザ問題が片付いた事で早速、コルカタ観光へ行ってきます!

最後の地、東南アジア上陸まで、あと1週間。