2006/12/3


インド古代遺跡巡り第1弾!!

アウランガーバード2日目。今日はインド初の遺跡見物デー。と、その前に駅のチケットカウンターに行き、昨日、日付を間違って発行されてしまったチケットを交換してもらおうと思ったのですが、例の如く長蛇の列。順番を待っていたら遺跡を見る時間が無くなりそうだったので、明日の朝、最チャレンジする事にしました。

しかし宿のオヤジ情報によるとアジャンター遺跡には荷物の預り所があるらしく、それならジャルガオンに向かう途中にアジャンター遺跡を見る事が出来るので切符を変更せずに済みます。ただ僕的にはもう少しゆっくり進みたい。

まぁ面倒な事は明日考えよう。

という訳で、パブリックバスに揺られてエローラへと向かいました。


仏教石窟群

6世紀から9世紀頃にかけて造られたエローラ遺跡は広大なデカン高原の剥き出しの岩山に削り出された巨大な石窟寺院群です。その時々の君主の指示により造られた寺院は全部で34個もあり、それぞれの時代に保護されていた仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つのブロックに別れています。

エローラ遺跡最大の見所は第16窟、カイラーサナーター寺院。8世紀の中頃に造られたこのヒンドゥー教寺院は完成まで100年の歳月を費やした超巨大石窟寺院です。当時のインド人の平均寿命は30歳前後だったそうなので親子4代に渡る職人達の一大プロジェクト。

という訳で、他の寺院は全てタダで見る事が出来ますがここだけは有料。エントンスの目の前にある第16窟を先に見てしまうと他の寺院がショボく見えてしまうそうなので、取りあえず仏教寺院群から見て回る事にしました。


ヒンドゥー教石窟群

これまでヨルダンのペトラ遺跡、エチオピアのラリベラ岩窟教会群と2つの石窟建築を見てきましたが、インドのエローラも中々の見応えでした。仏教やヒンドゥー教、ジャイナ教といった宗教は今まで全く触れた事がない宗教だったので、似ている様で何となく違うそれぞれの寺院や神様は僕にとってとても新鮮でした。そしってインドの神様はとても可愛い。なのでキリスト教やイスラム教の様に厳格で重苦しい感じが全くしません。

インド人の生活がこれだけ宗教と密着しているのは神様がたくさんいるからの様な気がします。1つだと好きか嫌いかの二者択一ですが、これだけたくさんの神様がいれば自分の好きな神様を自由に選ぶ事が出来るし、おまけにちょっと可愛いとくれば、スマップの誰が好き?みたいな感覚で気軽にチョイス出来るので誰にでも受け入れ易い。何と言ってもこの国では牛まで神様だもんな。


ジャイナ教石窟群

他の石窟群から少し離れた所にあるジャイナ教のブロックへ向かう途中に一人の日本人バックパッカーと出会いました。彼の名は孝太郎君。僕がインドで初めて出会った日本人です。僕がこれから向かおうとしているルートを逆走して来た彼は40日間のアジア旅行中。大阪から来た中々面白い奴で、そのまま一緒にメインイベントの第16窟、カイラーサナーター寺院を見に行きました。