2006/12/2


気がつけば夜

シルディからバスで4時間。エローラ遺跡への基点となる町、アウランガーバードへやって来ました。

今日は何だか良く分からないインドの事情に振り回された一日でした。


予期せぬハプニングも旅の醍醐味です

シルディの宿を朝8時にチェックアウトし、そのまま公共のバスターミナルからアウランガーバード行きのバスに乗込みました。インドのパブリックバスはエチオピア級のボロさですが、道路がアスファルトなので僕にとっては快適そのものでした。満員にならなくても出発するし、驚く程安い。

しかし途中で寄ったバスターミナルで何故か強制下車。理由を尋ねると「今日は宗教上の理由でアウランガーバードへは車が入れない」という事でした。

なんじゃそれー?!

確かにこの国ならそんな理由でバスが動かなくなる事があってもおかしく無いと思いますが、それならもっと早い段階で分かっている筈。バス代だってアウランガーバードまで払っていたのに!僕には何が起っているのかさっぱり良く分かりませんでした。

取りあえずバス代はここまでの分を差し引いた金額が戻って来て、ここからアウランガードまでは電車で行けとの事でした。しかしどう見ても大問題が起っている様子は無く、僕が乗客で一番最後にバス代の清算をしていたら運転手がバスターミナルの所長を連れて来てわざわざ紹介してくれました。

全く良く分からないインド。

しかしそんなこんなのゴタゴタをやっているうちに事態が一変。やっぱりバスで行けるからこっちに乗れと、違うバスに乗り換えさせられ、数時間後、難なくアウランガードへ到着しました。

増々、良く分からないインド。


コドモ大好キッ!!

無事に目的地について一安心。地図を見ながらお目当ての宿を目指して歩き始めると、いきなり警官に止められ、宿まではバスで行けと言われました。周りを見ると確かに歩いている人は誰もいない。仕方無くやって来た市バスに乗込み窓から町の景色を眺めていました。

そして気付いた事。

この町は何故か全てのお店が閉まっており、人影はゼロ。車もこのバス以外一台も走っていませんでした。南米や中東の一部の国では土日になると宗教上の理由でみんな家に籠っているというのがありましたが、ここまでひどくはありませんでした。本当に何もやっていないし、誰もいない。

一体、何が起っているんだ???

チェックインして真っ先に宿のオヤジにその理由を尋ねましたが、今日は宗教上の理由で6時まで外出禁止なんだそうで、特に問題は無いと言っていました。確かに夕方には町は正常に戻っており、外はいつもの様に人と車と牛で溢れ返っていました。こんなに誰もいない町の様子を写真に撮ろうと思っていたのですが、僕の部屋でテレビを観させて欲しいとやって来た子供達と遊んでいるうちにすっかり日が暮れてしまいました。


飛び入りも大歓迎

夜になってかも帰ろうとしない子供達を最後は強引に追っ払って、鉄道の駅へ行きました。次の目的地であるアーマダーバードへは10時間もかかるので電車を使おうと思っています。結局、時刻表も買わぬままここまで来てしまいましたが、駅にはちゃんと外国人専用の切符売り場が有り、目的地までどのように行けば良いのか英語でちゃんと教えてくれました。

それによると、アウランガーバードからアーマダーバードへ向う直通電車は無いらしく、ここから5時間程バスで行ったジャルガオンという駅からなら直接行けるという事でした。ジャルガオンは僕が行こうとしているアジャンター遺跡の近くにある町で、ここからだとアジャンター遺跡へはバスで3、4時間かかります。一方、エローラ遺跡はここからバスで30分。

という訳で明日はエローラ遺跡見物。明後日はジャルガオンに移動してのんびり。明々後日はそこからアジャンター遺跡へ行き、その翌日の朝一の電車でアーマダーバードへ行く事にしました。

ジャルガオンからの電車のチケットも購入し、遺跡見物の準備万端!

の筈だったのですが、たった今、買ったチケットを見てみると、僕が申請した日付の前日の日付になっていました。これではアジャンター遺跡に行けない。

あ〜変更すんの面倒くせ〜な〜。

今日の夜ご飯は豪華なビュッフェ。ホテルで開かれていた結婚式会場に飛び入りして今まで食べた事も無い様な美味しいインド料理をお腹いっぱい食べてきました。

毎日、これくらい食べれればいいのになぁ。