2006/12/18


聖なる入口

プシュカル4日目。今日も昨日とほぼ同じ一日を送っていました。午前中は日当たりの良い部屋で日記を書いて過ごし、昼ご飯は昨日と同じ50ルピーのビュッフェにコーラ(計180円)。午後から湖を眺めにガートへ繰り出しました。


ガートで生きる人々

昼間のガートは沐浴の場であると共にここで暮らす人々の生活の場でもあります。サドゥー達はここぞとばかりに自分の体に巻き付けたオレンジや白の布を洗濯し、次いでに風呂まで済ませて、ガートに布を広げて日向ぼっこしています。ガートに並んだ彼らの布はこの白い街並の中で一際、輝いて見えます。僕はこの昼間ののんびりとした雰囲気も大好きです。


my ガート

この4日間、毎日適当なガートを見付けは腰を降ろし、飽きたらちょっと移動してを繰返しているうちに、段々と座るガートが一緒になってきました。僕が最も気に入っているガートは上の写真のガート。最も人が集まる街の中心にあるガートから少し離れた所に有るのにいつも全く人がいないガート。一日中日向で暖かく、僕が泊まっている宿からも近いので一日に何度もここに来ています。

今日はこのガートで一人のオーストラリア人に出会いました。彼の名はロン。35歳。中々、ファンキーなおじさんで、インドに何度も来ている彼は、8週間ある今回の旅の全てをプシュカルで過ごしています。帰国後は日本に行って英語の先生をやる予定だという彼は、ひらがなとカタカナは全て書く事が出来ます。しかし単語を殆ど覚えずに50音を書く事だけひたすら勉強しているので、日本語を話す事は出来ません。30分程度一緒に居ただけなのですが、何となくノリが合った僕等は夜ご飯を一緒に食べる約束して別れました。今日も一人でぼんやりするかと思って行ったガートでまた新しい出会いがありました。


初めて感じる不思議な力

ロンとは夕食の時も意外と話が盛り上がり、結局、明日の朝、一緒にサンライズを見る為にもう一つの山を登る事になってしまいました。

なので出発は明後日。

確かにあの山には登ってみたいと思っていましたが、意外と遠いし、早起きしなければならないので行くつもりは全くありませんでした。そのつもりで今日はこの湖で僕なりのお祈りをしてきました。最初は来た時に騙された沐浴の手助けをしてくれるインド人にある程度お金を払ってやってもらおうと思ったのですが、ヒンドゥー教の聖なる湖はどんな宗教も拒まないと言っていた片足のおじいちゃんの言葉を思い出し、自分なりの方法でやる事にしました。ガートの水際で腰を下ろし、色々なお願いをしてから水に両手を浸して握っていた1ルピーを湖に沈めました。

僕が祈った事の1つは、旅で出会った大事な仲間の健康です。実はアフリカを一緒に旅したテツさんとエチオピアで会った僕と同じ高校で1つ先輩だった正木さんがマラリアにかかってしまったそうです。テツさんはさっこと一緒にマダガスカル島に行ってナイロビに戻って来た所で、正木さんは南アフリカのケープタウンでシンペイさんや相良君と一緒にいるので心配は無いと思いますが、一日でも早く元気になってくれる様、心から祈りしました。

テツさんはマダガスル島にいた40日間近くずっと体調が悪く微熱が続いているとメールが来ており、最後に首都に戻って大使館の医務官に診てもらったらマラリアにかかっていたそうす。他にも足の指から200個くらい黄色い卵が出てきたと言っていたので、本当に辛いマダガスカル島を過ごしていたんだと思います。

僕もここの所、体調を崩し気味で風邪は良くなってきましたが、まだ鼻水がズルズルと出ている状態です。まだアフリカを出て2週間ちょっとしか経っていないのでマラリアの危機から完全に脱出したとは言えません。慎重に自分の体と話をしながら旅をしようと思っています。そう言う意味ではもう一泊ここでゆっくり過ごすのは僕にとっていい事かも知れません。

しかし明後日が限界!

っと、ここで緊急大発表!!

実は僕はデリーである人と会う約束をしています。それは彼女。パリで別れた時に約束したあの言葉が遂に実現します。パリでは10月の初め当たりと予定していたのですが、丁度いい具合に僕の旅と彼女の休みが噛み合い、今日チェックしたメールでようやくフライトの日付が確定したのでここで発表します。

彼女がデリーにやって来るのは今月の22日夜。帰国は1月10日で同じくデリーから。僕等は年末年始を挟んだ2週間チョットで一緒に旅をする事になりました。なので22日には必ずデリーに着く!僕はプシュカルの後にジャイプルと言う、ラジュスターンの州都に行ってからデリーに向かおうと思っています。なので明後日がリミット。これだけは死守します。

久しぶりに彼女に会えるのも嬉しいし、一緒に2週間も旅が出来ると思うととても楽しみです。しかし日本から突然やって来た彼女にはインドは少し強烈だと思われるので焦らずゆっくり旅をしたいと思っています。

僕が見ているインドを見て、彼女は何を感じるのだろうか?

と、言う訳で彼女が前に使っていたネーちゃんのデジカメを持って来てくれるので23日からカメラも復活します!!

最近、ケータイのカメラにも大分慣れてきたんだけどね。