2006/12/10


砂漠のオアシス ジャイサルメール

ちょっと苦い思い出が残ったけど、街歩きは最高に楽しかったジョードプルから寝台列車に揺られて6時間、砂漠のオアシス都市、ジャイサルメールにやって来ました。この町はエローラで会った孝太郎君を始め、アフリカで一緒だったさっこやテツさんオススメの町。僕にとってもこの町はデリーまでの旅の丁度、中間点に当たるので、ここでちょっと一休みしようと思っています。


1泊100ルピー(280円)

今日の宿はエローラで会った孝太郎君がジャイサルメールに行ったら是非、と名刺をくれたオススメの宿。部屋は奇麗だし丁度いい広さ、日当たりも眺めも最高。これにバスルームが付いて1泊100ルピー(280円)なら全く文句無しです。朝6時にやって来たにも関わらず、宿の兄ちゃんに「孝太郎君の紹介だ」と言ったらチャイ付きの大歓迎で迎えてくれました。最低でも3日はこの町に居ようと決めていた僕は早速、棚に荷物を並べて自分の部屋を作りあげました。


暫くゆっくりさせてもらいます

そしてこの宿の最大の魅力は屋上のテラスからの眺め。小高い丘の中腹に立つこの宿からは「ゴールデンシティー」と呼ばれるジャイサルメールの街並とそれを見下ろすお城がとてもよく見えます。

これなら何日でもいられる…

インドに来て初めて見る朝日に輝くゴールデンシティーを眺めながら、そう思っていたら、屋上で飼っている犬のウンコをビーサンで思いっきり踏みました。

これで2日連続。


賑やかな表通り

今日はゆっくり部屋で過ごそうと思ってたのですが、やっぱり我慢出来ずに午前中から街歩きに出掛けました。ジャイサルメールがゴールデンシティーと呼ばれる所以は、この町の建物が砂漠の土で造られているからです。パキスタンとの国境まで100キロの場所に位置するこの町はかつて交易路の中継点として栄え人口11万人を擁する大都市でした。しかしインド・パキスタンの分離独立によってその役割を失ってしまい、今はインド辺境の地としてひっそりと静まり返っています。


静かな裏通り

お土産や商店がズラリと並ぶメインストリートを一本入ると、町は本当に静まり返っています。元気に遊ぶ子供達。のんびり日向ぼっこしているおばちゃん達。やたらと多い野良牛。入り組んだ路地で見られるのはどこにであるインドの暮し。

しかしこの街の旧市街は他とは違い建物の装飾がとても奇麗です。柱や壁のあちこちに美しいレリーフが施してあり、建物1つ1つが芸術作品の様に輝いて見えます。


貴族達の住む家

なかでもこの町で成功した貴族や富豪達のハウ゛ェーリーと呼ばれる彼らの私邸は大きさ、美しさ共に群を抜いています。未だにその一族が住んでいるこれらの建物は一般にも公開されており中に入る事が出来ます。豪華さを競い合う様に建てられたハウ゛ェーリーは砂漠の強い日差しを受けてまさに黄金の様に輝いていました。


何よりも嬉しい出来事

今日は2時間程ふらふらと町を歩き回り、帰りがけにずっと破れたままになっていたズボンを修理してもらって部屋に戻ってきました。宿のテラスから見える夕日はやっぱり最高に奇麗でした。

この町にはいくつもあるハウ゛ェーリーの他にお城もあり、更に近郊にある砂漠へラクダに乗って行くキャメルサファリの基点にもなっているので観光客がとても多い場所です。これでま中東で散々砂漠を見て来た僕はキャメルサファリには行くつもりはありませんが、その分この町でゆっくり色々な見所を回ってみようと思います。

それにしても寒み〜な〜