2006/12/1


ここはサイババの町

ムンバイより夜行バスに揺られて7時間、サイババの町、シルディにやって来ました。途中にあったから何となく行ってみるかという程度の軽い気持ちで訪れたシルディですが、ここはビックリするくらいツーリストプレイスです。

と、言っても来ているのはインド人のみ。


Shirdi

昨夜のバスは本当に最悪でした。8時発のバスを7時半過ぎから1時間以上待っていたら、バス会社のオヤジに乗り場が変わったといわれ、そこから更に市バスで30分。やっとバスに乗れたのは10時をとっくに過ぎていました。

まぁ結果的に乗れたから良いかと、比較的まともだったバスで眠りに就こうすると、僕の席だけ窓がありませんでした。冷たい夜風が一晩中吹き込んできてとても寝れる様な状態では無く、ようやく風が収まったと思ったらバスはシルディに着いていました。到着は朝の5時。

おかげで今日も殆ど寝れず。

バスで知り合ったインド人の兄ちゃんに1泊40ルピー(100円)の部屋をシェアしようと誘われましたが、今日だけはシングルに泊まりたいと、丁重に断りました。

だってインドに来てからまだ一度もまともな環境で寝ていない。

中でも昨夜は最悪で、わざわざ高い金を払ってプライベートバスに乗ったのに何で僕の所だけ窓が無いんだと、周りで寝ているインド人を心から恨みました。


取りあえずサイババ

こうしてやって来たシルディはまさにサイババの町。というかそれ以外には何もありません。町はサイババグッズを売るお店だらけで、レストランやホテルの名前にも必ず「Sai」という言葉が入っています。当然、ここにやって来るインド人の目的もサイババが祀られているババ・テンプルへのお参りとグッズの購入。

僕も一通りサイババグッズを買いあさってから、夕方、ババ・テンプルの中に入ってみました。まるで公園の様に広い内部は撮影禁止でカメラの持ち込みすら出来ません。そして土足厳禁。しかしお寺の中は本当にのんびりとしていて、みんなその辺に座ってチャイを飲んだり、所々にある神様にお参りしたり、ここにやって来た事を心から楽しんでいる様でした。

このお寺では1日に何と11回もサイババに捧げるお祈りの儀式があります。朝5時から始まり最後は夜10時。サイババの像が中央に祀られた大きなホールに数百人の人々が集まり、僧侶のお経に合わせて手を叩き、みんなで歌を歌います。大人も子供も男も女も。

僕がサイババに興味を持ったのは数年前に読んだ「理性の揺らぎ」という本でした。これはシルディにいるサイババではなく、その生まれ変わりとされているもう一人のサイババについて書かれた本で、彼が起こす様々な奇跡を大学教授が本気で検証し、自らサイババに会ってその奇跡を体験するといった内容(確かそんな感じだった様な…)で、それを読んでいる限りではサイババの力は本当の物の様に思えました。

僕はサイババの信者でも何でも無いけど、そんな奴がいるなら是非、会ってみたい!という訳で、インドに行ったらサイババに会って来るぜ!と、既にサイババとの対面を果たしているシンペイさんから色々と情報を聞いていました。

しかしこれらは全てアフロヘアーのサイババの方の話で、インドに来る直前までシルディの元祖サイババについては一切知りませんでした。お土産屋に並んだグッズを見て「コイツがサイババだったのかぁ〜。確かに色んなトコに写真が飾ってあったな〜」と初めて思ったくらいです。本当にガイドブックを読んでいたらたまたま発見しただけ。

サイババはこうやって人を呼びます。

しかし僕的には本家本元を見たから生まれ変わりの方は良いかな。

いやまた何処かで呼ばれるかもしれない。

明日は移動日!

サイババの後はインドの古代遺跡巡り!

まずはインドが世界に誇る石窟寺院群、エローラ遺跡に行ってきます。ここは完成までに1世紀の年月を費やした巨大寺院があるそうで、アフリカを一緒に旅したさっこちゃんオススメの遺跡。その後は近くにあるもう一つの遺跡、アジャンターという細密画で有名な石窟寺院群に行く予定。どちらも世界遺産に登録されており見応えは十分らしいので、とても楽しみにしています。

見所満載のインドの旅。

これから当分の間は2、3日置きに移動日がやってくるので日記を溜めない様にしなければ。