2006/11/30


朝食は屋台で

ムンバイ3日目。昨夜は寝袋に入って寝たのでゆっくり眠る事が出来ましたが、エアコン付きの部屋で寝ると、目覚めが今一つ。体がダルく、喉が痛い。こんな理由で体調を崩したくは無いので、早めにこの街を出る準備が出来て良かった良かった。


さらば大都会

今日の出発は夜8時。部屋代をもう一泊分払ってそれまでベッドをキープしました。インド一回目のホームページの更新を済ませた今は、エアコンさえ点いていなければ快適なドミトリーでインド人と一緒にクリケットを観ています。

現在、どこかでクリケットのワードカップが開催されている様で、僕がここに来てから、テレビでは一日中、試合の模様が中継されています。そしてインド人はこのクリケットが大好き。昨日はインド対南アフリカの試合が中継されており、みんな一日中、テレビに釘付けでした。

しかし僕にはこのクリケットというスポーツのルールが全く分かりません。一見、野球の様だけど何かが違う。ピッチャーの向こうには確かに平たいスティックを持ったバッターがいるのですが、ピッチャーの横にも何故かバッターがもう一人います。それに守っている人はグローブを持っていない。どれだけ観ていても、どうなるとアウトなのか?セーフなのか?得点が入るのか?全く理解出来ません。しかも昨日は午前中からやっていたインド対南アフリカの試合が昼過ぎに帰って来た時もまだやっており、それが夜の12時を過ぎても続いていました。

おかげで昨夜は寒さではなくテレビのボリュームがデカ過ぎて寝る事が出来ませんでした。さすがに文句を言おうかと思いましたが、他の人は平気でグーグー寝ていたので、我慢していました。

僕にはインドの「普通」がまだ良く分かりません。


プリンス・オブ・ウェールズ博物館

今日は夜までの有り余る時間を利用して1つだけムンバイの街で観光をしてみました。行って来たのはプリンス・オブ・ウェールズ博物館。ここには16世紀から近代までのヒンドゥーとムスリムの細密画が多数所蔵されており、建物も中々立派。インドを旅するなら切っても切り離す事が出来ない神様コレクションを取りあえず観ておこうかなと思って行ってきました。

ここに所蔵されている細密画の数々は確かにとても素晴らしく、見応えも十分でした。インドの神様は実にバラエティーに富んでおり、どれもちょっとユニークで可愛らしい。しかしこれらの神は1つ1つ独立した存在ではなく、いわば宇宙そのものである唯一、至高の存在が、個々の神格の形をとって現れたものなんだそうです。

ヒンドゥー教徒は特定の開祖、聖典を持たず、教団として組織もされていないそうなのですが、基本的にはこの至高の存在を信仰する宗教です。宇宙の根本原理、万物の本体であるブラフマン(梵)と自我の本質アートマン(我)との一致に達する事を理想とし、その教えに乗っ取って一般の人々はカースト制度を守り、特有の儀礼、習慣を続け、僧侶は苦行やヨガなどの方法で、その境地を追求しています。

う〜ん。

分かった様で、分からない様な…

インドはブッダが生まれた国、仏教誕生の地として有名ですが、実はこのヒンドゥー教徒が国民の80%を占めています。仏教は僅か1%以下。しかし全ての宗教が目指す理想は1つと説明するヒンドゥー教ではブッダが9番目の神、ヴィシュヌ神の生まれ変わりだとされ崇められています。

なんてフレキシブルな宗教。

間もなく出発の時間!

今夜のバスは快適だといいな。