2006/11/29


楽しみ方が分かってきました

インド2日目。やっぱりエアコン付きのドミトリールームは僕にとって最悪の環境でした。大丈夫だろうなぁと思って半そで短パンで寝たのが大間違い。寒さで何度も目を覚ますハメになり、おまけに朝起きると体がダルい。

この宿はチェックアウト時間が9時と、他より少し早い為、7時過ぎからドタバタと人々が起き始め、8時には宿中の客で大賑わい状態になります。100人以上宿泊しているのにシャワー室は8個くらいしか無く、それがトイレも兼ねているので洗面所には長蛇の列。強引に割り込まないと歯を磨く事すら出来ません。

さすが人口11億人。

この国ではのんびり自分の番を待っていたら、いつになっても回ってきません。

まだインドの事が良く分かっていないのでもう2、3日ゆっくりしようかと思っていましたが、エアコン無しの大部屋に移してくれと頼んだらそっちは早くも満ベッドでした。

明日には必ず出発しよう。


開けっ放しでもいいんです

という訳で、朝10時には宿を出て次の目的地であるサイババの町、シルディ行きのバスチケットを買いに出かけました。バスターミナルまでは電車で4駅。昨日は荷物を持っていたので行く事が出来なかった開けっ放しのドアの前をしっかりキープして快適な電車の旅。

日本の電車もドアを開けっ放しにしとけば、わざわざ朝のラッシュで駅員が乗客を押し込まなくてもいいのになぁ。

インドの電車やアフリカのローリーもそうですが、「乗せてやるけど落ちても知らねーよ!」くらいのいい加減さが日本にも、もう少しあった方が良い様な気がします。誰だって死にたくは無いのでその辺は自分で判断出来るでしょ。

それにこっちの方が断然に楽しい。

こうしてやって来たバスターミナルですが、鉄道がこんなに発展しているインドでは公共のバスを利用している旅行者など殆どいないので、行き先を示す英語の看板すら出ていませんでした。時刻表的な物も無いし、係のおっちゃんに聞いてもドコで何をすれば良いのか全く分かりませんでした。それにインドのバスはエチオピアを彷彿とさせるオンボロバス。

またこれで行くのかぁ〜。

しかしインドでは公共のバス以外にも私営のバス会社がたくさんあり、こっちはちゃんとした観光バス。ターミナルの周りの大通りにはそれらのバス会社のカウンターが並んでおり、ここでもシルディ行きのバスが出ていました。良く分かんないけどこっちで良いかと、明日の夜発のバスチケットを買い、取りあえず移動の段取りは完了。


That's India!!

僅か1時間程で今日の用事が終了してしまったので、帰りは散歩がてら歩いて宿まで戻る事にしました。ムンバイのセントロから外れた街並は僕がイメージしていたインドその物といった感じで、とにかくボロボロでゴミだらけ。その中に人や車や動物がぎゅうぎゅうに詰め込まれており完全に飽和状態です。どの路地にもお店や露店が果てし無く並び、まだ午前中だというのに凄い活気でした。

凄い!凄過ぎるインド!!

それはアフリカでは感じる事が無かった感覚でした。宿まで結構な距離があったので始めは迷子にならない様に大通りを歩いていたのですが、あまりの面白さに我慢出来なくなり迷子覚悟で人並みに飛び込んで行きました。


昨日とは違う眺め

本当にもうダメだというくらいクタクタになって宿に戻って来たのですが、まだお昼過ぎ。昼間はエアコンが使えないので快適なドミトリーで昼寝をした後、再びジッとしていられなくなり、今度は昨日行ったインド門に夕日を見に出掛けました。

昨日はあまりの汚さにがっかりしたインド洋でしたが、夕焼けに赤く染まった空と夜のベールに覆われ始めた海はとても奇麗でした。隣に座っていた仲のいいインド人親子と話をしながら一休み。

今日一日、ムンバイの街を歩き回って、インドのもう一つ顔というか、本当のインドを少しだけ垣間みる事が出来ました。旅の入り口としか考えていなかったムンバイで僕なりの発見をする事が出来て良かったと思います。それにツーリストプレイスでは無い場所を歩いてインドの物価の安さを実感しました。どれだけ食べても飲んでもどれも50円以下。

ちなみに今日一日で使ったお金は…

宿代  160ルピー
朝食  10ルピー
チャイ 5ルピー(2杯)
ジュース3ルピー
電車  4ルピー
昼食  24ルピー(チャイ2杯分込み)
タバコ 15ルピー
夕食  20ルピー
デザート8ルピー
バス  180ルピー(シルディ行き)
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合計  405ルピー(約1150円)

安っ!

特に節約しているつもりも無かったし、明日のバス代を入れてもこの値段なので一日1000円も夢ではありません。

明日はいよいい移動開始!

と言ってもバスが出るのは夜8時なのでそれまでもう少しだけムンバイを探検してみようと思います。

今日は寝袋で寝よう。